車幅感覚

結構重要です

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速く走るにしてもドリフト走行をするにしても車幅感覚がなければコースのギリギリを攻めることができません。
車をこすってから「ああ、この車の車幅はここまでなんだ」なんてやっていると車がキズだらけになってしまいます。
そこで、車にキズを付けずに車幅感覚を身に付ける方法を紹介します。

まずこれは、駐車場のような車の通行が少ない場所での練習方法ですが、缶ジュースの缶を2本用意します。それを車が通る幅に 並べます。その間を通って缶に当たらなければO.Kというやり方です。
これは、1回できたから終わりじゃなくて、10回やれば10回とも成功するまで練習を続けてください。
車速も、始めはゆっくりでも、最終的には全開走行でも缶に当たらないようになるまで繰り返し続けてください。もちろんその缶を 利用して、コーナーを想定すればより効果的な練習ができるでしょう。

次に、「そんな都合のいい場所なんてないよ」って人は、通勤や買い物に行く時に車幅感覚を養える練習方法を紹介します。
助手席側のドアミラーを目一杯、下に向けてください。この時、後方視界はルームミラーと運転席側のドアミラーのみで行ってください。
走行中に下に向けたドアミラーで縁石や、2輪専用道路の白線を確認しながら走りましょう。
始めのうちは、ゆっくり走っている時に確認してください。始めから速い速度で確認をすると、左側だけに集中してしまい前方の車にぶつかってしまうかもしれないので、 始めのうちは遅い速度の時に確認しましょう。
左のラインや縁石を確認すると同時に、若干左を見ながら走るようにしましょう。人間の目線は不思議なもので見ている方向に向かって行く傾向が あるようです。それを利用して、左に意識を集中すれば、左に寄って走れるようになります。

次のやり方は、日本の道路の整備性の悪さを利用したやり方です。
幸か不幸か、日本の道路はつぎはぎだらけです。特に、工事後の道路の盛り上がりや、マンホールなどを踏んで走ることで車幅感覚が身に付きます。
左側にマンホールがあれば、始めのうちは、踏むだけでも慣れてくればマンホールの角を踏むとかすれば、タイヤの通過する位置まで解るようになります。 さらに、コーナーの途中にマンホールがあれば、フロントでマンホールを踏んでリヤでは踏まないなんてことができるようになれば車幅感覚は身に付いたも同然です。

このように日本の道路には目印がいっぱいあるのでわざわざ練習場に行かなくても、練習できるのでがんばって車幅感覚を身に付けてください。




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