SW20
SW20を乗りこなせればポルシェも夢じゃない!?

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よく「AW11とSW20ってエンジンレイアウトが同じだから乗り方も一緒なんでしょ?」て 言われるんですけど・・・まったく別物と考えてください。
車重・ホイルベース・過給機・排気量そしてなにより100psも違うエンジンパワーです。
特に気になるのは、車重と過給機です。
AW11に比べホイールベースの長いSW20は、かなり安定指向に振られているように思われがちですが 実際にSW20をドライブしてみると、AW11よりもリヤの落ち着きがあんまりないことに気が付きます。速く走ろうとすれば するほど、リヤを抑えるのに苦労させられます。
これは、車重によるところが大きいと思われます。車重・・・この場合ほとんどエンジンの重量なのですが、この重たいエンジンが 慣性の法則で、遠心力によって外へ、外へと引っ張られていくのです。もちろんAW11にも同じ事が起こっているのですが、エンジンの軽さと バランスの良さで、意外と安定しているのです。
大きく、重くなってしまったエンジンがSW20の運動性をスポイルしてしまっているのです。

次に、過給機ですがこれも違和感があります。AW11のS/Cに比べてターボの過給の掛かり方にはちょっとクセがあります。S/Cは、下から上まで NAエンジンのようにスムーズに回ってくれますが、ターボの場合踏み込んだ瞬間から過給が掛かるので、ストレートならまだしも、コーナー リング中であれば・・・それに、あのSW20ですよ・・・考えただけでゾッとします。
コーナーリング中にいかにタイミングよく過給を掛けられるかがキモです。

チューニングの方向も、いかにリヤを落ち着かせられるかが最大のテーマになります。
基本特性は、中低速コーナーでは回頭性がよく、高速コーナーでは、進入でアンダー、立ち上がりでオーバーなので、足回りのセッティングはブレーキと トータルで考えて行ってください。
あまり極端なセッティングをしてしまうと、SW20本来の良さまで殺してしまうので注意が必要です。




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