使用上の注意
★MR2の不思議★

本当、不思議です(^^;

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ぶんきちが、AWを乗りはじめた頃、タイヤを買うお金がなかったので、知り合いのG.Sで 中古タイヤをゆずってもらってました(^^;
もちろん、4本共同じ銘柄のタイヤが揃う事はまれで、フロントにM5・リヤにレグノとかを 履いていました(^-^;

そんなタイヤのセットじゃ、まともにコーナーをまがれないんじゃ・・・?」と お思いでしょうが、意外と普通に曲がります(^^;
ウエット路面も危なげ無く走る事ができるんですよ・・・今はムリですけど・・・

じゃぁ、なんでその当時は問題無くて今はダメなのか解ります?
まず、この図を見てください。

重量バランス

右図のようにMR2は、止まっている時も走っている時でも常に"リヤ荷重"が 掛かっています。

リヤに荷重が集中しているMR2では、コーナーリング性能が"低い速度"では 非常に安定しているのですよ。

ですからリヤにグリップの低いタイヤを履いたとしても、コーナーリングスピードが遅いと安定志向になっちゃうんですよ。

これは、ウエット路面にも同じことが言えて"中途半端"なブレーキングではリヤが 滑ってくれる前に、フロントが滑ってしまうでしょう。

こんな感じですかね。

中途半端なブレーキング

ぶんきちも、"MR2+強烈なブレーキング=即、アンダー"という固定観念があったので 特に、ウエット路面では強いブレーキングをすることができませんでした。

フロントへの荷重が十分に載っていないので、必然的に曲がり難くしてたんですね・・・自分で(^-^;

これがFRなら通用するんでしょうが、フロントの軽いMR2ではもっと大胆にブレーキングをしてやらないと荷重が載ってくれません。

重心

MR2は右図のように、"赤丸"を中心に車が動きます。

そんな状況なので、フロントには荷重が載せ難いのも事実なのです。

フロント荷重を確保する為に、ブレーキバランスを変えてみたり、足回りをイジったりしているのが現状です。

ただ、この方法は"諸刃の剣"的なことなので、自分の腕と相談して行ってください。

そんなワケで、リヤにグリップの甘いタイヤを履いていても、そう簡単にはリヤが動いてくれないんですよ。

ただし、車速を乗せれるようになったらこのセットはやめましょうね。流れたら最後、流れを止めるのに相当苦労しますよ。 いや、マジで・・・

アンダー

中途半端なブレーキングやアクセルワークでは、こんな感じです。

中途半端なブレーキングがダメなのは理解できるけど、アクセルワークって?」良い質問ですね♪

車って、アクセルを踏むことによって"リヤ荷重"になってしまうんですよ。

コーナーリング中に、リヤ荷重になってしまうとせっかくフロントに載せた荷重が、リヤに移行してしまう為に、アンダーが出てしまうんですよ。 これは、リヤにグリップの甘いタイヤを履いていても同じように起こります。

極度なリヤ荷重を抑えるには、それこそ"じわぁ〜"っと、アクセルを踏んでやらないとダメですよ。

蛇足ですが・・・
リヤにグリップの甘いタイヤを履いている時に、舵を当てた状態からアクセルを"ぐぅ〜っ"と、ワザと 踏み込んでみてください。

そうすることで、リヤがグリップに負けてズリズリと滑り出しますよ。
でもアクセルの踏み過ぎには注意してくださいね。リヤのグリップは低いんですから・・・

たちまちスピンモードに移行してしまいますよ。
くれぐれも"さじ加減"を間違わないでくださいね♪




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