LESSON 12
戻し

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さて、今更ですが・・・忘れとったわい( ̄▽ ̄;
ステアリングの"戻し"について、ちと解説しときます(^^;

なぜワザワザここに来て戻しを語るのかって言うと、舵角を与えてる状態ってのは "ブレーキング"と同じ現象が起きてるってことです。
ちなみに、同じ速度でシフトをニュートラルに入れ(クラッチを踏んでも良いです)、惰性だけで走った時 舵角を与えた時とステアリングを真っ直ぐにした状態だと、舵角を与えて無い方がより長い距離を走れるでしょ?

舵角を与えてるってことは、それだけ"走行抵抗"を与えてるってことになるんですよ。
なので、ドラテク本などで"舵角は極力少なく・・・"って、書いてるんですよ。

っで、戻しなのですが・・・
当ててる舵角を素早く戻せれば、舵角による抵抗が軽減されるワケなので、今回は舵角をより早く戻せるような練習をやっていただきます。


練習の前に上図のように、ステアリングのトップにビニールテープなどで、"目印"を付けた方が解り易いかも?
まぁ、目印は別に無くても問題は無いので、お好きなよ〜に・・・ぶんきちも試してみたケド、ジャマだったので3分で剥ぎました( ̄▽ ̄;

ココで重要なのは、旋回が終わったら舵角を与えてるステアリングを素早く正確にトップに戻してやることです。
行き過ぎても足りなくてもダメです。

確かにステアリングトップには、左右に少々"遊び"の部分があって、完璧にトップに戻さなくても舵角はゼロになりますが、 練習なんだから、確実にゼロ舵角に戻せるようになってください。
練習でステアリングトップに持って来れない人が、全開走行のギリギリの場面でマトモなステアリング操作が出来ないと思うのは、ぶんきちだけ?(^-^;

コーナーで切ったハンドルを、旋回終了時にトップに戻せば良いだけなので公道でも容易に練習ができます。
公道練習の場合、ステアリングを戻すことに必死になって、前方不注意で事故など起こさないように注意してくださいね( ̄▽ ̄;

この練習の副産物として、後々覚えるであろう"ドリフト走行"に絶大な効果を発揮します。
ドリフト走行時のカウンターステアの正確さが割と早い段階で上昇することが可能になります。

まぁ、これはドリフト走行に限った話じゃ無いケドね。
サーキット走行などでの思わぬテールスライドにも、ムダの無いカウンターを当ててリカバリーが可能になります。

一応、人間には防衛本能ってのがあって、テールスライドがはじまれば、そこら辺のお父さんでもお母さんでもカウンターを当てます。
ただ、カウンターを当てるのが遅かったり適正量のカウンター量を当てられなかったりで、右へ左へと大騒ぎになりますが・・・(^^;

まぁ、ステアリングを早く戻す練習もしてなきゃ正確に戻すって練習もやったコト無い人なら当然の結果なんですけどね(^-^;
最初のうちは、ドリフト走行や突然のテールスライドでスピンとかするかも知れませんが、何回か経験すればスグに正確なカウンターを "無意識"に当てられるようになりますよ。

なので、初心者のうちにきっちり練習しておいてくださいね。
くれぐれも、前方不注意での事故には気を付けて練習してくださいよ( ̄▽ ̄;




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