LESSON 5
ロック
★其の3★

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前回の課題である"ロックをコントロール"するって意味は 理解できましたか?
コンテンツを読んでるだけじゃなく、ちゃんと実践しないと理解なんかできませんよ。

今回の内容も、"其の1・其の2"ができるモノとして解説しますので、 きっちり練習してくださいね。
っで、今回の課題は"ブレーキがロックしたら、踏力一定のまま保持する"です。

ここで言うロックって言うのは、初期の段階のロックのことで"タイヤが完全に止まらないロック"のことです。
いわゆる、軽くスキール音が鳴るくらいのロックのコトです。

この練習で注意して欲しいコトは、"ブレーキペダルを蹴飛ばさない"ってコトです。
ブレーキを蹴飛ばすって言うのは、0%→100%の踏力でイッキにロックさせてしまうブレーキングのコトです。

0%→100%のロックをやってしまうと、一番 制動力の得られる"ロック ギリギリの美味しい部分"をいつまで経っても覚えられないので 今は"まだ"ブレーキペダルは、"じわぁ〜〜〜"っと踏んでブレーキロックさせてください。
"まだ"の意味は、後半で説明します(^^;

さて、ブレーキロック時のスキール音は、路面状況によっては鳴らないコトがあります。
ウエット路面の場合、路面の"濡れ"具合によっては、鳴ったり鳴らなかったり・・・

路面温度が低い時は、いくらドライ路面でもスキール音が鳴らないコトがあります。
なので、練習時は窓を開けてコンポの電源は切って練習した方が良いですよ。

ロックは主にフロントタイヤが先に止まるので、フロントタイヤに集中してください。
ごく稀に、リアが先にロックするタイプもありますので・・・って、自分の車の前後どちらかが先にロックするかってコトは前回までの練習で、解ってますよね?(^-^;

ロックギリギリのスキール音は、ぶんきち的にはフルロック時より若干、音域が高いように感じます。
まぁ、この音に関しては、人それぞれの感じ方があるでしょうから、上記の音域は参考までに・・・( ̄▽ ̄;

ブレーキング動画
ロックとロック寸前のコーナーが違うのは、気にしないでください( ̄▽ ̄;


まず、車を停めた状態でブレーキペダルを踏みます。
ある程度 踏み込んだトコで"チカラを入れないと、それ以上 踏み込めない"って、ポイントがあるでしょ?

っで、その"踏力を必要とする場所"より、さらに踏み込むとロックがはじまります。

っあ、今までの説明は、ハンドルが直進状態での話です。
コーナーリング中のロックは、もっと早い段階ではじまりますので、注意してください。

上記の踏力を必要とする場所は、絶対に覚えておいてください。
このポイントが解らないまま練習しても、効果どころか練習の意味すらも無くなる可能性があるので・・・

では、速度を80Km/hまで上げてください。
ってコトで、公道では・・・やっちゃダメだゾ( ̄▽ ̄;

っで、上記で書いた踏力を必要とするトコまでブレーキペダルを踏み込みます。
ロックさせなければ、ココまでは"ドンッ"と、踏み込んでも構いません。

踏力を必要とする場所からは、"じわぁ〜〜〜〜"っと、踏量を増やすような感じで踏んで行きます。
徐々に踏力を掛けているうちに速度が落ちて、やがてロックがはじまります。

ロックがはじまったら、そこで踏力一定を維持します。
ブレーキロック時のスキール音を一定にするようにしてください。

文字で書くと難しいですが、実践しても難しいです(ぉぃ( ̄▽ ̄;
なので、これはもう 繰り返し練習するしか方法は無いですよ。

"五感"を研ぎ澄まさないと、習得は不可能・・・っと言っても過言ではありません。
かなりの"集中力"を要求されるので、"なんとなく"な練習ではダメですよ。

上記の文を読んでも"?"な人が多いと思いますが、やってみると案外 納得できますよ。
ロック寸前を使えれば、コーナーの突っ込みで凄い武器になりますので、理解できるまで"何度も繰り返し"練習してくださいね。


では、最後に上記の"まだ"を説明します。

ぶっちゃけ、ロック寸前のブレーキングができれば、蹴飛ばそうが踏みつけようが問題無いです。
てか、ドラテク自体に、ルールなんて存在しませんからね。

っで、将来的にはどんなカタチでもマトモに運転できるなら、無問題です。
ただ、何も解らない練習段階では、動作の起こる"起こりはじめ"ってのは、理解して欲しいので少々 まわりくどい方法を紹介してます。

それらを経てから、好きなよ〜にすれば良いのですから、練習段階では確実に基本動作を身に付けてくださいね。




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