LESSON 3
ロック
★其の1★

ホーム トップ 戻る 次へ

今回は、"ブレーキをロックさせる"ことを練習してください。
ABS付きの場合は、ABSを効かすようにしてください。

練習場所は、公道でも構いませんがスキール音等の問題がありますので"民家"の無い場所で練習してください。
真夜中の住宅密集地での練習は、勘弁してください(^-^;

あと、前後に車が居る場合は、事故に繋がる可能性がありますので、練習は中断してください。
今はまだ"直線のみ"で練習してくださいね。

練習場所を確保できたら、早速ブレーキロックの練習をはじめてください。
この時、"ペダルの踏み方"は特に意識しなくても良いですから、とにかくロックさせることに専念してください。

速度は高ければ高い程、容易にロックすることが可能ですが、"周りの状況に合わせた"速度で行ってください。
まぁ、速度が上がれば"危険度"も同じように上がって行くので、今はまだ80Km/hを上限と考えて練習しましょう。

当然、路面状況が変われば踏力も変わるので、ウエット路面とドライ路面は分けて練習するように心掛けてください。
ドライ路面ではドライ用の踏力が必要ですし、ウエット路面ではウエット用の踏力が必要なので、個別に練習してください。

っで、現状ではロック後 車を止めても構いません。
今回はロックさせることが目標なので、その後のことは気にしないよ〜に練習してください。


まずは、"どうすればロックが容易に起きるか?"を考えてみましょう。
条件:ドライ路面・速度40Km/h

なお、タイヤの性能によっては、ロックが困難な場合があります。
極端な話、Sタイヤだと40Km/hでは、ロックさせるのが難しいです(^^;

一部のハイグリップタイヤと呼ばれるタイヤも、踏力によってはロックもせずに止まる可能性があります。
なので、ロック練習においては多少グリップレベルの低いタイヤの方が良いですよ。

さて、上記の条件で"クラッチを踏む場合""クラッチを踏まない場合"ってのを 試してみてください。
この時、できれば踏力は同じようにしてください。

試してみれば解ると思いますが、クラッチを踏んだ場合と踏まない場合では、クラッチを踏んだ方がロックが容易に起こります。
これは、クラッチを切ると駆動力(前に進もうとするチカラ)が遮断される為、ブレーキによってタイヤが止まり易いのが要因です。

ちと乱暴な例ですが、自転車の後輪を浮かせてペダルを漕いだ状態と漕がない状態でブレーキを掛けた場合、漕いで無い状況の方が早くタイヤが止まるでしょ?
タイヤが止まるにしても、漕いでる場合と漕いでない状態では"力量"が違うでしょ?

つまり、クラッチを切った状態ってのがペダルを漕いで無い状態で、クラッチを切らない状態ってのがペダルを漕いだ状態なんですよ。
上記の例は少々強引ですが、だいたいこんな感じって思っていただければ幸いです( ̄▽ ̄;

現状では、"ロックを意識的に行える"ってことを重視してください。
慣れて来たら速度を上げて行くのも良いでしょうし、逆に低い速度での練習も効果的ですよ。

ロックを自由に出せるようになれば、なにかと便利なのでがんばって練習してくださいね。




ホーム
トップ
戻る
次へ




Copyright(C) 2006 by bunkichi All rights reserved.