LESSON 6
抜いてみる

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今回の練習は、公道でも行っても構いませんが、次の事柄は"絶対"に守ってください。
まず お約束ですが、ウエットでは"まだ"やらないでください。

次に、対向車及び後続車が居る場合もダメです。
ましてや、歩行者が居るトコでは・・・解るよね?


さて、今回は"旋回中"にアクセルを抜いてもらいます。
走行中にアクセルを抜くと、車の挙動的にはどうなるか解ります?

まずは、直線で体感してみてください。
周りに車や歩行者が居ないコトを確認してから行ってください。

車を停めた状態から発進し、2速まで加速します。
2速で40Km/hも出せば十分です。

2速で40km/hも出したら、車が壊れそうなくらいエンジンがうなりますが、体感なので気にしないでください(^^;

っで、40km/h出したらアクセルをイッキに抜いてください。
言わなくても解るとは思うケド、アクセルを抜くってのはアクセルオフのことです( ̄▽ ̄;

実践してみれば解ると思いますが、2速の40km/hでアクセルを躊躇無く抜くと強烈なエンブレ(エンジンブレーキ)が 掛かり、"前荷重"になります。
前荷重が起こるってことは、ブレーキングの時と同じように荷重が前輪に移動するってコトです。

っで、本題ですが・・・
旋回中にアクセルを抜くってコトは、"旋回中にブレーキを軽く踏む"のと同じ現象が起こるのです。

この走法を、ドラテク用語的に翻訳すると"タックイン"と言います( ̄▽ ̄;

ってコトで、今回はこのタックインの入り口を少し覗いてもらいます。
ちゃんと実践しないと身に付かないので、安全にはくれぐれも注意して行ってくださいね。


さて、公道レベルで"普通"に走ってたんじゃ、挙動変化は体感できません。
ソコで、ちと裏ワザなるテクニックを使います(^-^;

コーナー(安全を確保できるなら、交差点でも可)の手前で、速度を目イッパイ落とします。
速度は、2速で走れるギリギリくらいの低いトコまで落としてください。

気分的には、20〜30km/hくらいかな?

その速度のままだと何も起きないので、"ステアリングを切る手前"から、2速のまま加速します。
っで、ステアリングを"切ると同時"に、アクセルをイッキに抜きます。

すると、挙動変化が出ないまでも、車はイン側に向かおうとします。
これがタックインの入り口なので、しっかりタイミングを覚えてくださいね。

さらに注意事項ですが、タックインの挙動に慣れるまでは"右コーナー"のみで練習してください。
右コーナーなら、少々 車が巻き込んでも"反対車線"と言う、エスケープゾーンがあるので 曲がり過ぎても事故る可能性が低くなります。

っで、タイミングやリズムが悪いとアンダーステアになるので、"舵角"は最小限に抑えてください。
舵角量を一発で決められる人は、ステアリングを切る早さは気にしなくても構いません。

タックイン動画

上記の動画は、実践でのタックインです。
Media Player等の明るさ調整で明るくしてやれば、ブレーキを踏んで無いことが解ります。
Media Playerでの明るさ調整は、注意事項で説明してます。

まず、この動画の解説を・・・
この動画でのぶんきちの操作は、エンジン音を聞けば解るように、ステアリングを切った後にアクセルを抜いてます。

このコーナーでは、もう1つの選択肢に"ブレーキング"と言う方法もあるのですが、 "アクセルペダルから、ブレーキペダルに足を踏み替えなければならない"とか"ブレーキングをミスった場合のリスクが高い"と言った理由で ぶんきちは、タックインを選択してます。

では、なぜ上記の解説とは違う方法を使ってるかって言うと、コーナーとコーナーの感覚が短く車速を十分に上げれないのが主な理由で 通常の方法だと車の向きが変わらないからです。
そこでぶんきちは、ステアリングを"スパッ!"っと切ってヨー変化を急激に起こし、ヨーが右側に移ると同時にアクセルを抜いて、イッキに 向きを変えてやる方法を取ってます。

まぁ、上記の動画はあまりにも実践的過ぎるので、参考にはなりませんが・・・( ̄▽ ̄;
なんかの間違いで、タイミングとリズムが合えば"車はこんな動きをする"ってのだけ覚えておいてくださいね。




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