ブレーキロック
★其の3★

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これまで散々、ブレーキロックについて語ってきましたが、実際の走行においてはブレーキロックって、 "やってはダメなこと"なんです。
そのやってはダメなことを、走行中に出さない為に"ブレーキペダルをどのように踏めば ロックするのか?""ブレーキペダルをどこまで踏み込めばロックするのか?"を 知る必要があるんですよ。

このことを知ろうとしなければ、ブレーキロックの練習を延々と続けても実践では何の役にも立たないモノとなってしまいます。
まぁ、突発的な"緊急回避"の手助けにはなりますが・・・

では、実践的なブレーキング"って、どんなブレーキングのことを指しているのでしょう?
ブレーキングの一番美味しい部分は、"ロック寸前"が最大ストッピングパワーを発揮しつつ、曲がることが可能だと言っても過言ではありません。

結局、ブレーキロックの練習ってブレーキをロックさせるのが目的では無く、このロック寸前のブレーキングが出来るようになる為の練習なんですよ。
ロック寸前を使いこなすには、ブレーキロックを反復することで上記の"踏み方""量(踏力)"を 知る必要があるんですよ。

これは知ろうとしなければ一生、解らない部分ですよ。
"意識"して練習をやって行かないと時間が勿体無いですよ。

っで、ロック寸前のブレーキングをマスターしたら、どうするか?
覚えたての頃って、使わないでいるとまた"一からやり直し"ってことは、珍しくないですよ。

ぶんきちの覚えたての頃って、"信号待ち"が練習場所でした(^^;
勿論、"前方車""後続車"がいればやりませんでしたが・・・

前や後ろに車が居なければ、信号待ちで止まりたくて止まりたくて・・・え?( ̄▽ ̄;
ンで、赤信号で止まる時は、"軽いスキール音"を鳴らすようなブレーキングをやってました。

たまに失敗して、フルロックさせて歩行者を驚かしたり・・・(^-^;
まぁ、ぶんきちの練習場所は公道なので・・・( ̄▽ ̄;

最後に、強いブレーキングでもロックを解除してしまう"ABS装着車"では、意味の無い練習なのでしょうか?
答えは当然"ノー"です。

普通の車に装着されているような、ABSでも使い方一つで速く走らすことが可能になると信じています。
普通のABSの特性は、四輪のどれか一輪でもスリップすればイキナリ全輪のブレーキを制御してしまい、制動距離をムダに伸ばす傾向にあります。

これは何もABSが悪いのでは無く、ドライバーの"ABSを効かせるポイント"が悪いだけなのですよ。
まず"どんな状況下になればタイヤがスリップし易いのか?"を考えてみてください。おのずと答えが見つかりますよ。

そう考えてみると、外側の後輪が浮き易い"旋回中の強いブレーキ"なんて自殺行為ですよね?
ABSの美味しい使い方は、車が真っ直ぐの状態でフルに効かせて(ABSを)、旋回中にはブレーキを軽く残せるくらいの 車速まで落とす必要があるってことです。

ABSの種類によっては、ブレーキペダルを完全に戻さないとABSを解除しないモノがあるかも知れませんので、このヘンは"直線"で 確認してみてください。
間違っても"ぶっつけ本番"で突っ込まないでくださいね♪

アホなABSでも、ドライバーが"頭を使って"コントロールしてやれば、それなりの武器になると思います。
ほら、そこの人。ヒューズなんか抜いてないでABSをコントロールしてみては?




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