ブレーキング
★応用編★

ブレーキングを使い分けよう

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ドラテク講座の最初に3回に分けて紹介したブレーキングを実践ではどのように使い分けるのかを 紹介して行きます。
ブレーキングは、大きく分けて2種類と考えてください。

(1)ギリギリまでガマンして"ガン!"とブレーキペダルを踏み込み 短時間(短距離)でブレーキングを終わらす方法。【ドッカンブレーキ】

(2)コーナーのはるか手前からブレーキングを開始し、クリップまでブレーキを" ズルズル"引きずる方法。【ズリズリブレーキ】

この他にも、(1)から(2)に移行するブレーキングや(2)から(1)に移行するブレーキングなどがあるのですが、 とりあえずは、この(1)と(2)をどういった状況で使い分けるのかを把握してからでも遅くないので、この2点を中心に話を進めて行きます。

(1)【ドッカンブレーキ】
この"ドッカンブレーキ"は主に、ドライ路面で使用します。
もちろん、ライバルとのブレーキング競争にも有効なので、確実に身に付けましょう。

練習手順は、コーナーに突っ込む速度(アプローチスピード)で、どれだけブレーキペダルを踏み込めば ロックするのか?を知ることです。
アプローチスピードが、90Kmならば安全なストレートで、 フルブレーキしてみてください。この時のブレーキングは"ドカン"と踏むのでは無く、"じ〜わ〜"と踏み込んでください。
ブレーキロックは足の裏で感じるようにしてください・・・なに?ABS?・・・(^^;
頭の良いABSであれば、ABS効きっぱなしで問題ないのですが、頭の悪いABSの場合は・・・ヒューズを抜いて殺しましょう・・・っあ、 でもSW20のようにABSのヒューズを抜くと、電動ファンも止まってしまう車種もあるので、よく調べてからヒューズを抜きましょう。

頭の悪いABSも、どこまで踏んだらABSが効き出すのかを把握してABSを効かせないブレーキングを 身に付けましょう・・・ABSの頭が良いか悪いかは、とりあえず自分で確かめてください。

ブレーキロックのポイントが解ったら、実際にコーナーに突っ込みます。このときドライバーが怖いと 感じるところまで全開で行ってください・・・いや、マジで・・・
これを、続けていると確実にブレーキポイントが奥になって行きます。

(2)【ズリズリブレーキ】
"ズリズリブレーキ"は、特に滑り易い路面や初めて走るコースの1本目で使います。

このブレーキングのポイントは、"ズリズリ"を開始する場所です。ビビッて早すぎても遅すぎても"ズリズリ"は、成功しません。
"ズリズリ"ポイントは、車速との兼ね合いがあるのでイロイロなパターンで走り込んでください。

始めっから巧くやろうとせずに、ブレーキングポイントを徐々に奥にもっていくようにしましょう。気が付いたら、実践でちゃんと ピンポイントのブレーキングをやってるモンです。

場合によっては、【ドッカンブレーキ】を滑り易い路面で使用したり、当然その逆もあり得るのです。でも今は、この基本をみっちり 身に付けて、自然に実践で使えるようになれば、必然的にブレーキを応用しているものなので、意識過剰にならないようにしてください。




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