オーバーの種類

基本的には3種類です・・・

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オーバーステアが出る時って、ドライバーのミスが殆どです。
だいたいオーバースピードでコーナーに入ってしまい、慌てて ブレーキを強めに踏んだり、立ち上がりでアクセルを 多目に踏んでしまうと、ちょっとパワーのあるリヤ駆動ならいとも簡単にオーバーが 出てしまいます。
もう一つ、これもリヤ駆動限定なのですが、コーナー手前でシフトダウンするのに ヒール&トゥーを使わずにクラッチを繋いだり、ヒール&トゥーをしているにも関わらず回転数が 合わせられないと起こるシフトロックなどがあります。

突っ込み過ぎと立ち上がりのオーバーは、だいたい外部にダメージを与えますが、シフトロックは、外部はもちろんですが、 内部にもダメージを与えてしまいます。
内部というのは、まずミッションが逝き易いですね。運が悪ければ、1回やっただけで ミッションのが飛びます。
ミッションの歯が欠けると、走行中にシフトが抜けたり、ギヤ鳴き が起きたりします・・・ヘタをすると、シフト自体に入らなくなってしまいます。
あと、これは特殊な例ですが、ぶんきちの知り合いでヒール&トゥーが出来ない人が居て(その人も競技をしていた!?) 遂に、SW20ドライブシャフトを砕いてしまいました・・・結構、頑丈なんですよ SWのドライブシャフトって(^^;

ここからは、進入と立ち上がりのオーバーの対処法を解説して行きますね。

進入オーバー
これは、難しいですよ。ドリフトコントロールが出来ない人は、まずスピンしてしまうでしょう。
しかし、単純にスピンをすると言っても安全なスピン危険なスピンが あります。

例えば、オーバーが出た時にブレーキを踏むのか?アクセルを踏むのか?で どちらが安全なのか危険なのかを瞬時に判断しなければなりません。
ここらヘンは、経験がモノを言うのですが・・・本当に何も出来ない人は、何も考えずにブレーキを踏み込んで ください。何も出来ない人が抵抗しても、良い結果は得られないでしょう。経験者でも良い結果にならないことがあるのですから・・・

基本的に車速が高いと、外にはらみながらスピンして行きます。車速が高いとそれだけ遠心力も高くなるので 外へ外へと引っ張られて行きます。特にミッドシップにはこの傾向が強いようです。
こんな場合は、ブレーキを踏み込むしかテがありません。ここでアクセルなんか踏み込むと更にスピン速度を加速させてしまうからです。

車速が遅い場合は、車がその場で回ろうとするので、アクセルで対処しても良いでしょう。ただし、 アクセル量踏み込むタイミングも大変シビアです。特にタイミングを誤ると内側に入って行くので ここも、何も出来ない人はブレーキで逃げた方が無難だと思いますよ。

テールスライドの速度が速いか遅いかの判断は、経験を積まなければ解らない部分なので安全な場所でイロイロな突っ込みを 試して、どんどん経験を積みましょう。

立ち上がりオーバー
立ち上がりオーバーの対処は意外とラクに行えます。単純にアクセルを抜けば、即座にテールスライドは収まるでしょう。
ただ、カウンターをいつまでも当てたままにしていると、車速が落ちると同時にカウンター方向に飛んで行くので、流れが 収まったら、即ステアリングを戻しましょう。

これらのドライビングミスを逆手に取って、走るのがドリフト走行なのです・・・ね、パワードリフトがなんで簡単なのかが 解ったでしょ?




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