ブレーキングドリフト

★其の4★

MR2では、日常茶飯事です(^^;

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テールスライドが始まって、何もしないでいるとスピンしてしまうのは、みなさんご存知ですよね?
ここで、ちょっとスピンのパターンを・・・

FRなどのフロントにエンジンがある場合、基本的にはフロントが巻き込む状態になります。
その時の路面の状況や、履いているタイヤの状況、車速によって若干の違いはありますが、 常に後ろから押されるので、こういった動きになります。しかし、たまに、車速が高すぎて四輪が流れてしまい 横っ飛び状態になります。
この状態に陥ってしまったらステアリングにしがみついて、ブレーキを踏むことしかできません。 車速が高ければ、それなりにリスクを伴うので自分の限界を越えないようにしましょう。

ミッドシップの場合、同じリヤ駆動でありながらエンジン搭載位置が異なる為に、スピンモードは若干違った動きをします。
一般的に、車速が低ければフロントが巻き込み車速が高ければ後ろに持って行かれます。

ただ、これも路面状況、タイヤの状態、セッティングで大きく変わってしまいます・・・極端に言えば40Kmでもケツを持っていかれます。
"リヤを持って行かれる"いったいどう言う状態か解ります?

車が、インに巻き込まずに横を向いたままコントロール不能で、外側にはらんで行く状態です。
車が止まってからも安心してはいけません。イキナリ"どぉ〜"と後ろに引っ張られます。これ、マジで怖いです(^^;

では、そんな目に遭わない為にカウンターを当てるワケなんですけど。基本は流れる前に当てる!です。
え〜!?そんなんじゃドリフトなんて出来ないよ!」て、お思いでしょうが・・・それでO.Kです(^^;

はじめのうちは、"テールスライドをコントロールするのではなく、テールスライドを確実に止めれる練習をしてください"
テールスライドをコントロールする練習は、定常円旋回のように止まった状態で、ガシガシやってください。

"カウンターを当てる"と言っても実際は、ステアリングを"ゼロ"に戻すように・・・え、意味が解んない?(^-^;
切り込んだステアリングを、真っ直ぐにするだけです(^^;

ステアリングを真っ直ぐにしたままでいると、車が真っ直ぐ行ってしまうので、すぐに進行方向にステアリングを切り込んでください。
さらに、調子に乗ってアクセルを多目に踏み込むと、リヤが動きますので、ステアリングを戻して切り込む・・・この繰り返しを体感できると思います。
俗に言う"ソーイング"ってヤツですが、慣れてくると車がフラフラすることなくスムーズに曲がって行けます。

おっと、今回は『タコらない方法』だったのに・・・じ、次回には、必ず・・・(^^;




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