ライン取り
★其の6★

視線の先に・・・

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さて、ライン取りもこれで6項目まで来ました。
とりあえず、ライン取りの基本は今回で終了します。

ライン取りに重要な事柄に"目線"ってのがあります。
この目線ってのは、頭じゃ解っていても実践できて無い人が非常に多いです。

まず初心者にありがちな目線は・・・
とにかく"目の前しか見てない"人が多いのが現状です。

目の前しか見ないでコーナーリングをすると、どんなコトが起きるのでしょう?
まず、インに付くのが早くなります。

人間って生き物は、"見てる方向"に無意識に向かって行く傾向があります。
よくアンダーを出して、ガードレールに吸い込まれるような感覚になるのも、上記の事柄が原因のひとつです。

っで、コーナーリングも同じで、近くを見て走っていればクリッピングポイントの遥か手前からインに付いてしまうことになり コーナーリングスピードを上げれなくなってしまいます。
なぜクリッピングポイントの手前でインに付くと、コーナーリングスピードが落ちるのかは、解りますよね?(^-^;

ライン取りってのは、大きく分けて"進入→クリップ→立ち上がり"の3点で構成されてます。
考え方としては、曲がったコーナーを"より直線的に走る"ってのがネライです。

それは、クリップを通ってこそ可能になるのに、その手前からインに付いてたんじゃ蛇角は増えるわ、車速は上げれないわで・・・(^^;
っで、コーナーへの目線ってのは、進入の手前からはじまってます。
てか、はじめてください(^-^;

進入前の目線は、ブレーキングポイントを見ます。
次にクリップ。この時、クリッピングポイントが見えなければ、"仮想クリップ"を想定します。

仮想クリップってのは、見えないクリップの代わりに手前の見える場所の"半車身分or1車身分"外側を見ます。
まぁ、走り慣れたコースなら"見えないクリップポイント"が、イメージとして見えるようになりますよ(^^;

っで、ジムカーナやはじめてのコースの場合は、ジムカーナなら慣熟歩行で仮想ポイントを決める。
はじめてのコースならウォーミングラップで、決めてください。

慣れないうちは、仮想クリップを設定するまでに時間が掛かりますが、根気よく続けていればそのうちできるようになるので、がんばって続けてください。
なにもやらなければ、何もできないまま時間だけ過ぎて行くので、努力は怠らないようにしてください。

っで、クリップに付けたら最後に、立ち上がるポイントを見てください。
この立ち上がりポイントは、イチ早く全開にできるポイントを何回も走り込んで探ってください。

さて、其の1〜其の6までライン取りについて解説してきましたが、其の1に書いたように初心者のうちはあまり拘らなくても良いと本気で思ってます。
できれば、初心者には"何も考えず"ガムシャラに走って貰いたい ってのが本音です。

何も考えず、ガムシャラに速く走ろうとがんばれば、おのずとライン取りの基盤ができて来るものです。
基盤ができてから、ライン取りを構築して行く方が良いって思う・・・のは、ぶんきちだけかな?( ̄▽ ̄;




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