ライン取り
★其の3★

創造してみる?

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其の1では、"ラインを狙うな"と言い、其の2では "闇雲に走れ"と言ってますが、この意味が解ります?
"知らないコースでも、迷わないようにする"ってのが目的です。

地元ではソコソコの走りができても、他所ではマトモに走れないってのは悲しいでしょ?
ラインを狙って走ってたり、ラインに合わせた走りをやっているようでは、"応用力"が 乏しくなり、"型にハマった走り"しかできません。

型にハマった走りしかできないと、様々な"状況変化"に対応できず、 "ドライでは速いケド・・・"ってコトになり兼ねませんよ。
刻々と変わる路面状況に対応できなければ、遅いどころか危険でもあるってことを覚えておいてください。

クリップに付けない状況下でも、速く走れる自信はありますか?
"ラインに囚われない走りをやっとけ"ってのは、そう言う意味なんですよ。

ラインを狙わず、闇雲に走るコトもできるようになった・・・次は?
さて、ココからが本題です( ̄▽ ̄;

どんなカテゴリーにも言えることですが、"基本"ってのは"先人達"の トライ&エラーから成り立ってます。
今の時代ではアウト・イン・アウトってのは、コーナーリングの基本的なテクニックですが、当時はそんな基本など無く、単純に速くコーナーを駆け抜けることだけを考えて走ってました。

そう、ラインなど考えずに闇雲に・・・
先人達は、基本と言う"与えられたレールの上に乗っかって走っていたのではなく、自らラインを創造しながら走って来たのです。"

それを"再現してみよう"ってのが、今回の本題です。
勿論、基本は基本で頭の片隅にでも置いておいてください。

ラインを創造するってことをやっていればコースを見ただけで、だいたいのラインが見えて来ます。
そして、其の1や其の2を実践していれば、思い通りのラインを描けることでしょう。

ラインって路面状況やレイアウトによっては、アウト・イン・アウトが必ずしも速いとは限りません。
なので、創造力を増して様々な状況に陥っても慌てないように、対応能力を身に付ける必要があるのです。

ライン取りは、あくまで速く走ってら通ってたって言う"結果"なのですから、走る前から結果を求めるのはおかしいでしょ?
人と違うラインを走っていても、"結果的"に他車より速ければ、それがベストラインです。

人のラインを参考にするのも構わないですが、たまにはラインを創造しながら走るのも良いかもね♪




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