ライン取り
★其の2★

流れに逆らわないで

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前回では"ラインを狙って走るな"と言いましたが、 今回は、"流れに逆らわない"ようにしてください。

流れに逆らわないって言うのは、"車が行きたがるように走らせる"ってことです。
ラインを走るが為に、ステアリングをこじったり 車速を落とす なんてコトをやらないよ〜にしてください。
"ステアリングをこじる"ってのは、曲がらないからとステアリングを "切り足さない"ってことです。

っあ、ステアリングをこじったり車速を落とさなければ危険な場合は、この限りではありませんので、全力で回避してください。

では、流れに逆らわないってコトを解説して行きます。
これって結構 解って無い人が多いので、しっかり覚えておいてくださいね。

まずコーナーに突っ込む時、セオリー通りなら"闇雲に突っ込まず、コーナーに合わせて 云々・・・"ですが、 初心者のうちから、こんな走り方をやってたんじゃ、走りが"小さく"なってしまいますよ。
キミって、ラインは綺麗だけどタイムが出ないね」って、言われちゃいますよ。

ぶんきちが思うに、初心者の間は失敗を繰り返さないと上達への道は険しいんじゃないかと・・・
例えその失敗が、"トラウマ"になろうと、構わないって思ってます。

トラウマってのは"努力"すれば克服できるモノですし、厳しい言い方をすれば、そのトラウマを克服できないようでは・・・ねぇ?(^-^;
ぶんきちも、イロイロなトラウマを背負ってきた経験上、"行かないと行けなくなる"ので、ミスしたコーナーでの次のアプローチは 吹っ飛んでも良いくらいの勢いで突っ込むようにしています。

っと、本題に戻って・・・

コーナーに突っ込む場合、"闇雲"に突っ込むようにしてください。
っあ、エスケープゾーンが十分あるコーナーだけでですよ。

コースが小さく、エスケープゾーンが皆無なコースで走ってる人は・・・諦めてください。
徐々にアプローチスピードを上げるしか、テが無いです。
ムリをして大切な車を壊さないようにしてくださいね。

さて、闇雲に突っ込んで、スピンしたりコースアウトできた人は、ひとまず合格です。
何回トライしても、なにも起こらなかったりリカバリーをやった人は、上達への道のりは険しいと覚悟しておいてください。

事実、ぶんきちも苦労しましたから( ̄▽ ̄;

逝けなかった人は、コースに慣れるまでムリはしないように、徐々にアプローチスピードを上げて行くように努めてください。
今時点で不合格なのですから、現状で満足してるとドンドン"取り残されて"てしまいますよ。

さて、逝けた人も逝けなかった人も、旋回中は"一度決めた蛇角"は、切り足しも戻しもしない努力をしてください。
つまり、"蛇角一定"を体に叩き込んでください。

蛇角一定を貫くことで、コーナーリングスピードを自然に覚えれるようになります。
アプローチスピードが速過ぎれば飛んで行くし、遅過ぎれば持て余す結果になりますからね。

上記で逝けなかった人でも"オーバースピード"くらいは出せるので、徐々にでも車速を上げれるようにしてください。
後は、繰り返しでしか克服できないので、がんばってください。

っで、これらを覚えると、どんな効能があるのか?

一定蛇角ができるようになれば、ムダな操作が無くなり旋回に集中できる。
闇雲に突っ込むことで、ラインを選ばずベストな車速を得られる。

結局、ベストのラインってのは、速く走れるトコがベストであって、綺麗なラインをトレースするってのは無意味なんですよ。
ラインってのは、そこを走る為の目的では無く、"速く走る為の手段"なのですよ。

どんなに綺麗なラインをトレースしても遅ければ意味が無いです。逆に、クリップも付けてない ラインもムチャクチャだけど速ければそれがベストなラインです。
前回も書きましたが、速く走ろうとすれば"勝手にベストなラインを走ってる"モンなんです。

初心者の間にラインに拘って小さな走りになるよりも、今のうちに"セオリーをぶち破って"走ってください。
中級になってから、セオリーをぶち壊すってのは、意外と難しいですよ。

いや、まぢで( ̄▽ ̄;




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