データ取り

あなたの宝物です

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データ取りと聞くと、なにやら難しそうに思えるでしょうが、中身は単純なことばかりなのでご安心を・・・
初心者の方がスムーズに上達して行くには、データ取りは重要なことですよ。

では、初心者でもできるデータ取りって、何があるのでしょう?
っと、データ取りには道具が必要な場合もあるので、これだけは揃えておいてください。

まず、"紙(ノートがベスト)""鉛筆(文字が書けるものなら何でも可)"
あとは、"エアゲージ(安いモノでOKです)""空気入れ(空気を入れれるモノなら電動でも手動でも お好きな方を・・・)"

たったこれだけの物を用意すれば、立派なデータ取りができますよ♪
っあ、もう一つ"あなたの感性"・・・これは、絶対必要です。

まずは、エアゲージを使ってイロイロなエア圧で走ってみましょう。
基準値からはじめて、"0.01Mpa(0.1kgf/cm2)"刻みでエア圧を調整して走ってください。

できればその日、1日は一度決めたエア圧で走り続けてください。
タイヤは、発熱すると数値が上昇するので、1度走ってから"温間(タイヤが発熱した状態)"で、エア圧を合わせるようにしてください。

っで、そのエア圧で"何周でタレたか?" "数周走って、何周目でタイムが出たか?" "グリップ感やステアリングの応答性は?" "テールスライド時の コントロール性は?"など、感じたままをノートに書くようにしてください。
この時、感じたことを出来るだけ詳しく書くようにしてくださいね♪

お次は"ドライバーの操作"をデータ取りします。
これは、常に同じ操作が出来ないと話しにならないので、難易度は高くなります。

ここでも細かく、"舵角の量・タイミング・スピード"など、イロイロな操作法で一ヶづつのデータを取るようにしてください。
アクセル操作も同じで、"踏力・踏量・タイミング"などを、個別にデータ取りしてください。

ステアリング操作もアクセル操作も、エア圧と同じようにタイムと比較しながらデータを出してください。
操作系も、舵角量なら"こぶし1個分切る"とかの基準を決めてやらないと、データ取りにはなりませんよ。

この他にも、"ショックの減衰力"などもありますが、これも上記と同じように前1番なら1番で走り続けて、タイムやドライバーが感じた 感性をこと細かく、ノートに書くようにしてください。
っで、これら一つ一つのデータ取りが終わったら・・・

いよいよ、上記で取ったデータを組み合わせて走ってください。
これまで養って来た、データと感性を元にベストと思える組み合わせを選んで・・・

おそらく、これらをクリアすれば相当のレベルになってるんじゃないかと思います。
データ取りは、時間も掛かるしつまらないものですが、これらのデータはあなたの宝物となるはずです。

決して、途中で投げ出したりせずに地道にデータ取りを続けてください。
この地道な作業が、いつの日にかあなたの走りに必ず役に立つ日が来るので・・・




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