暖機&暖機運転

車を壊さない基本だよ

ホーム トップ 戻る 次へ


車好きの人や、走り屋サンのなかでまさかエンジンを掛けてすぐ走り出す人水温計の針が 上がったとたんに全開にする人っていないですよね?
普通、暖機とはエンジンを掛けてからしばらくの間、水温計の針が動き出すまでの間しばらく車を動かさないで、 アイドリング状態のまま止めておくということです。
その日の気温にもよりますが、だいたい5分〜10分程度で水温計の針が動き出すと思います。そうしたら走り出すわけですが、次に 暖機運転をしなければなりません。

元々、金属というものは温度によって膨張します。当然エンジンも金属で出来ているのですから、エンジン本体が暖まれば エンジン本体、その中にあるピストンなども熱によって膨張してしまいます。
もちろん、エンジン本体とピストンでは膨張率が違います。膨張率が違うと言うことは、エンジン本体が冷えている時は、 ピストンとシリンダーの間には、ミクロ単位での隙間があるのです。もちろんピストンの周りにはオイルが付着していて保護されてはいるのですが それにも、限界があります。

当然オイル管理がずさんであれば、オイルが劣化してしまい本来の性能を発揮しないばかりか、エンジン本体にダメージを与えてしまうことに・・・
そんな状態で、全開走行なんてしたら・・・ね?考えただけでもエンジンに悪そうでしょ?

水温が上がって、走行を開始するわけですが、このときエンジン回転数を低めに抑えて、スムーズなドライビングを心掛けてください。 急なアクセルのオン・オフはしないようにしましょう。
エンジン回転数は、3000回転位がベストだと思います。シフトアップはクラッチを丁寧につなぎ、シフトダウンではヒール&トゥーを 駆使してスムーズなドライビングをしてください。
水温計の針が安定すれば、暖機運転終了です。

エンジンを壊さない為にも、暖機&暖機運転を習慣付けましょう。




ホーム
トップ
戻る
次へ




Copyright(C) 2002 by bunkichi All rights reserved.