みんな知ってると思いますが・・・

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今回紹介するのは、恐らくみなさんご存知だと思うので気にしないでください(^^;

知っての通り、金属は熱すれば"膨張"し、冷やせば "収縮"します。
車は金属のカタマリみたいなモンなので、イロイロと注意しなければなりません。

サーキット走行などで、サーキット走行用に別タイヤを1セット持って行っている人はめずらしくありません。
当然、現地でタイヤを交換するワケですが・・・

冬場の外気温が低い時期ならまだしも、真夏であれば普通に走行しただけでもハブボルトは熱せられてます。
この状態で、ハブボルトは膨張してるワケです。

ハブボルトが熱しているうちは問題無いのですが、昼の休憩時間などでハブボルトが冷えてしまうと、"ハブボルトを締めたハズなのにゆるんでしまう"ってことが起こります。
これに気付かずに午後の走行をすると・・・

ハブボルトが逝くか、最悪ネジ切れます。
なので、現地に着いて即効でタイヤ交換をせずに、ある程度ハブボルトが冷めてから交換するようにしましょう。

それでも、タイヤ交換されたら午後の走行前に"増し締め"するようにしましょう。
あと、熱せられた金属は非常にモロくなっているので、あまり鬼みたいに締めないようにしてください。十字レンチなんかで思いっきり締めると いとも簡単にハブボルトを折ってしまいますよ。アルミのハブナットなんてひとたまりも無いですよ(^^;

次にプラグですが、これも考え方は同じです。
プラグを購入してスグ取り付けたいのは解りますが、エンジンが冷えていないと上記のハブボルトのように冷えたらゆるんでたってことは 多々あります。

なので、取り付けはエンジンが冷えてから・・・もしくは、冷えてからもう一度増し締めするようにしてくださいね。
当然、エンジンが冷えてないのに思いっ切り締め込んじゃうと・・・なので程々にしてくださいね。

次に、タイヤのエア圧をガソリンスタンドで調整してもらう人が居ますが、あれは止めた方が無難かと・・・
タイヤは"転がれば発熱します。"これはギンギンに攻めなくても、一般道を 普通に走るだけでも発熱してしまいます。

1トンそこらの重量を支えて転がっているのですから、当然と言えば当然の話しです。
なので、エア圧を正確に出すには"冷間時"でないと正確な値は出ません。

ちなみに極端な例ですが・・・
ミニサーキットでSWのリアタイヤを温感時に2.0に設定して、その値を冷間時に計ると1.6まで落ちてました(^-^;

まぁ、一般道ではここまで極端な値は出ませんが、それでも0.2くらいは違ってくるんじゃないですかね?
0.2も違えば、"乗り心地""燃費"に多大な影響を及ぼすので 気にした方が良いと思いますよ。

お次は、ブレーキローター。これがギンギンに熱せられた時に水なんかかけると割れちゃいますよ。
特に、"ピンホール"の開いたローターや"スリット"入りのローターなんかの 急冷は、"クラック"(ひび)の原因になるので注意してくださいね。

それと、金属は熱せられた状態で急冷すると歪みの原因にもなります。
ノーマルローターに使われている"鋳鉄"は、微小ながら"巣"があります。

この巣が原因で、割れたり歪んだりしてしまうので急激な温度変化を与えないようにしてください。
なので真夏の洗車は、車が冷えてから行った方が良いと思いますよ。

最後に、鉄は高温にさらされると非常にサビ易くなります。
サビは基本的に、金属の腐敗ですから当然モロくなって行きます。

触媒のボルトなどが良い例なのですが、イザ取ろうとしたらネジがサビ付いて回らない・・・
ンで、力まかせに回すと・・・折れちゃった(泣

なんて経験無いですか?
って、普通無いですよね(^^;

自分で車をイジる人は、こういうトコのボルトを"ステンレス"のボルトに交換するって人が多いです。
まぁ、自分で車をイジらないぶんきちには、ムダな知識なんですが・・・参考までに( ̄▽ ̄;




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