特性を活かそう

まずは、ココから( ̄▽ ̄)b

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車の駆動系には、FF・FR・RR・ミッドシップ・四駆などがありますが、コーナーを攻める場合 その駆動系の特性を活かした練習をしましょう。
ここで言う"特性を活かす"とは、各駆動系の得意分野を理解して その得意分野をいかに速さに繋げられるか?ってことです。

各駆動系を大きくグループ分けすると、FFの"突っ込みチーム"と RR・ミッドシップ・四駆の"立ち上がりチーム"に分けられます。
FRは、ターボなら立ち上がりチームにNAなら突っ込みチームに属します。

ここでは、コーナーを"進入・旋回・立ち上がり"と3分割に分けて それぞれの特性を活かして練習して行きます。
勿論、最終的には進入から立ち上がりの全てをがんばらないと、ライバルに勝つことはできないのですが・・・

FFやNAのFRがなぜ突っ込みチームなのかは、解ります?
軽量コンパクトなボディを武器に、進入スピードを殺さずコーナーに進入し、旋回速度を確保したまま 立ち上がりに繋げる為です。

じゃぁ、なんでそんなムチャな突っ込みをしなければならないのか?
理由は簡単、大排気量車に負けない為です。

テンロククラスで、2リッターターボに喰らい付くのに立ち上がり重視じゃぁ、ドラテクに驚異的な差が無い限り抜くのは、かなりツライですよ。
勿論、進入で闇雲に突っ込んでも良い結果は得られるハズも無く、アンダーを出して終わりってことになってしまいますので、 "ぶっつけ本番"なんてムチャは止めてくださいね。

練習方法は、徐々に"ブレーキング"を遅らせるしか手が無いです。
まず、"自分内限界突っ込み"で、自分がどこでブレーキングを開始しているのかを確認してください。

後は、そのポイントから徐々にブレーキングを遅らせて行くのですが・・・
あまりイッキに奥までブレーキングをガマンしないでくださいね。

もし、ブレーキングを上記の状況のように遅らせるのが怖ければ、遥か手前からアクセルを抜き、ブレーキポイントのみを遅らせてやれば 車速自体は落ちているので、ブレーキポイントを奥に持って行き易いカモ?
それに慣れたら、今度は上記のブレーキポイントのままアクセルを抜くポイントを徐々に奥の方にしてやれば、気が付いたら "鬼の突っ込み"になってるカモ・・・ね?( ̄▽ ̄;

立ち上がりチームは、"いかにアクセルを早く開けれるか?"ってことに重点を置けば良いので 比較的簡単です。
少々、ムチャなアクセルワークで挙動が乱れてもアクセルを抜けば、挙動は収まりますからね。

ただ気を付けなくてはならないのが、立ち上がりチームは"アクセルワークが雑"になり易いです。
なので、常にタイムを意識した走りで練習した方が後々苦労しなくて済みますよ。

まず、アクセル操作では、絶対にスライドさせないように心掛けてください。
アクセルで流して遊んでいると、絶妙なアクセルワークが出来なくなっちゃいますよ。

当然、アクセルを誰よりも早く踏みたいので、ライン取りもダラダラしてちゃダメですよ。
ライン取りの見方は、まず"立ち上がる所"を基準に考えます。

ここに立ち上がるには、どこにクリップを取れば良いのか?」って感じに、コーナーを逆から考えるとラクかも?

ンで、これらをマスターされたら突っ込みチームは立ち上がりを、立ち上がりチームは突っ込みを練習してください。

最後に、ブレーキングの練習はくれぐれも注意してください。ブレーキングは"後の無い行為"です。アクセル操作の ミスは、アクセルを抜いてやることで収まりますが、ブレーキングでのミスはまさに命取りになることが多々あります。
なので、ブレーキングの練習では絶対にムリをしないようにしてくださいね。




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