パーツの寿命
★足回り編★

意外です

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車に付いているパーツにも当然、寿命というものがあります。足回り、各ブッシュ類、その他様々なパーツに寿命があります。
では、そのパーツの寿命を知るにはどうすれば良いのでしょうか?

実際問題として、パーツの寿命を知ることは非常に困難なことなんですよ。イキナリ調子が悪くなるってことはほとんど無いですからね。
特に、コイルスプリングなどは"金属疲労"によって"徐々に"ヘタッて 来るので、まず解らないでしょう。

ゴムブッシュなどは、見れば解るのですが"各アーム類"をバラさないと解らないのが現状です・・・まぁ、覗いて見れば 解るところもありますが・・・
ショックアブソーバなんかも解り難いですよね。オイルでも噴いていれば「こりゃ〜ダメだな」とか判断ができますが、 ほとんどの場合、"気が付いたら抜けていた"なんてことは、よくあることです。

そんな解り難いパーツの寿命ですが、とりあえず"一般的に言われているパーツの寿命時期を紹介します。

ショックの寿命は"30000Km前後"と言われています。
ね、意外でしょ?しかもこれは、普通の走行(待ち乗りオンリー)での話しです。

スポーツ走行をやり続ければ寿命は、もっと短くなるハズですよね?でも、実際の話し30000Kmを越えた車に乗っても、別に違和感なく走れるのはなんででしょうね?
これは、単純に"メーカー保証期間"だと思うのですが・・・違うのかな?(^^;

コイルスプリングは、10万Kmは大丈夫という話しを聞きます。まぁ、ショックのほとんどをショックアブソーバが吸収してくれるので、バネ自体の "仕事量"が少ないのか、構造自体が単純なのからか、意外と持ちがいいようです。

ブッシュ類は50000Km、と言われています。

実際のところ、走り方にもよりますがショックアブソーバは、7〜8万Kmの走行でも機能します。ただ、動きはやや"渋く"感じますが、 "普通"の走行には支障ありません。
スポーツ走行などでは、急激なGを掛けると"一瞬"遅れて反応したり、ブレーキング時にはショックが "フルバンプ"してしまい、アンダー&オーバーが急激に起こる傾向があるみたいですよ。

7〜8年を経過した足でスポーツ走行する場合は、"雑"な操作はしない方が良いですよ。思わぬ動きでビックリしちゃいますよ。

ブッシュは、ショックと同じように劣化して行くと思っていただいて良いと思いますよ・・・厳密には違いますけどね(^^;

ちょっと余談ですが、チューニングパーツのショックアブソーバーやコイルスプリングの寿命はもっと短いですよ。しかも、ダメになると本当にダメです(^^;
挙動がどうだとか、動きがどうだって問題じゃぁないです。
Sタイヤなんか履いていたら、1年持たないこともめずらしくありません。

強化ブッシュなども、同じように寿命は短いです。特に、ダイレクト感を出す"ウレタン製"のモノは、それだけストレスも掛かって しまうので、劣化も早いようです。

足回りのパーツの劣化は、非常に解り難いのですが"限界域"で走れなくても、Gを必要以上に掛けてみるとかすれば、足回りの寿命に 気が付くことができます。
Gを掛けるのも単純にフルブレーキやフル加速などでも判断ができるので、試してみてください。




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