ノーマルの意義

性能を引き出してますか?

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今現在、販売されている"スポーティーカー"と 呼ばれている車や、走り屋達に支持されている殆んどの車はノーマルのままでも十分スポーツ出来る様に造られています。
そんな車に「足が柔らかいから・・・」とか「もっと パワーが・・・」とか言ってる人。車の性能を引き出せてますか?

っあ、ちなみにぶんきちは"ノーマル推奨派"ではありません(^-^;
ぶんきちは、基本的にチューニングは大好きで、予算さえ許せば今スグにでもフルチューンしたいくらいです( ̄▽ ̄;

ただし、世の中の"仕組み"がそうであるように、車社会にも "順序"っていうのがあります。
車で言う順序とは"ノーマル→ライトチューン→フルチューン"大まかに言えばこんな感じで進んで行きます。

ただ、この順序を進むには"個々の性能を引き出せる"ってことが前提なのですが・・・
速くなるからチューンするんだ!」と言わんばかりに、チューニングして行く人が多いのが現状です。

まぁ、それが悪いとは言いませんがね。
ノーマルより遅いチューニングカーにはならないでくださいね♪

正直言って、"ノーマルで遅い人はチューニングカーに乗っても遅い"ですよ。
そりゃ、ノーマル車よりも少しは速くなりますが"イコールコンディション"じゃ、話しになりません。

じゃぁ、ノーマル車に乗り続ける意義ってなんだと思います?
単純に考えても、足をイジれば間違い無く速くなります。ただその速さの比率は、"ノーマル車と比べて"の 話しであって、決して"ドライバーの力量"が上がるワケでは無いってことにそろそろ気が付いても良いんじゃないかな?

ノーマル車を乗り続ける意義って、その車の"素性"を知るってことなんですよ。
その素性を知らずして、チューニングなんてあり得ないでしょ?

その昔、ジムカーナのレギュレーション変更があり"ノーマル形状"の足回りから "車高調"に移行した時、上位クラスから下位クラスの一部のドライバーが"タイムダウン"してしまいました。
その当時は、車高調よりノーマル形状の方が速かったって言う、今じゃ考えられない現象が実際に起こったのです。

しかも、そこら辺の小僧なんかの話しでは無く"ライセンス保持者"の話しですからね。

荒巻きバネの特性として、伸び縮みでバネレート変化があり味付けによっては、低速でも荷重が載るようにセッティングすることが可能です。
直巻きバネの場合、どこまで縮んでも伸びてもバネレート変化は少なく(無い?)4.5kg/mmなら、どこまで沈んでも4.5kg/mmなので荷重をちゃんと載せないと コーナーでは、曲げることができなくなるのです。

ノーマル形状で、足回りの性能に頼っていたドライバー達は車高調に換えたとたんにタイムが伸び悩むという結果になってしまったのです。
これは、競技と言うイコールコンディションでの話しなので、ここまでハッキリとドライバーの力量がタイムによって暴露されたのです。

ただ、これと同じことは走り屋達にも言えることで「オレは、アイツよりタイムが良いゼ!」と思っていても、 相手はノーマル車だった。しかも僅差で・・・なんてオチじゃ、悲し過ぎますよ( ̄▽ ̄;
最近ぶんきちが思うに、チューニングパーツって"いつ入れたら・・・?"って考えてる時期は、入れない方が良いですよ。

入れる時は、"必要に駆られて"入れるのが、本当みたいです。
ノーマルで走りこんで、「もう、これ以上ムリ!」ってトコで入れないと、効果がないですよ。

まぁ、お金を払うのは、ぶんきちじゃないんで後は皆さんのお好きなよ〜に( ̄▽ ̄)b




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