急冷

まぁ、程々に・・・

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一般的に、"熱くなったブレーキローターに水を掛けると割れる"
と、 自動車専門誌などに書いてあるのを読んだ人が居ると思います。
ぶんきちは、雑誌の記事を鵜呑みにしてました(^^;

ぶっちゃけ、熱くなったローターに水をぶっかけると割れるってのは、"間違いじゃ無いケド 正解でも無い"・・・いや、まぢで( ̄▽ ̄;
運が良ければ割れ無いし、運が悪ければ割れます。

っで、今回"200度・280度・400度・500度"にローターを熱して、水の中にぶち込んでみました( ̄▽ ̄;
なお、熱し方は電気炉で30分〜1時間掛けて温度を上げたので、通常の使用状況とは若干異なりますので、参考程度に留めておいてください。

ちなみにローターの厚みは、片側約10mmです。

200度〜280度は、公道走行でも上がる温度帯です。
車重の重たい車などは、公道走行でもこれ位の温度まで上がります。
車重の軽い車でも夏なんかだと、200度くらいなら簡単に越えてしまいますからね。

200度280度

まぁ、まだ平和な感じです( ̄▽ ̄;

次に400度〜500度は、サーキット走行でクーリング後の温度帯かな?
走行後のローターの表面が、灰色っぽくなってたら400度〜500度まで温度が上がったってコトになります。
さらに黒に近い色だと、それ以上の温度まで上がったと思って間違い無いです。

400度500度

もう、地獄絵図ですな(^-^;

さて、200度・280度・400度・500度と、水槽に漬けた後 割れを調べてみました。
結果は、どの温度帯でも割れは無かったです。

前述したように、割れる割れ無いは運の要素が強いので、今回 割れ無かったからといって、必ずしも割れ無いってコトは無いので、お間違い無く。
それに今回は、電気炉によって加熱しましたが、実際は"回転摩擦"によって熱せられるので・・・

っで、後日談なのですが・・・

今回使用したローターを旋盤で研磨したら、みごとに歪んでました。
しかも表と裏で歪み方が違ってた( ̄▽ ̄;

ちなみに電気炉で熱した時の置き方は、水槽にぶち込む時と同じよ〜に、裏面を下にして置いてました。

ンで、裏面は歪み無し(^^;
表面は、"3分の1(外側の部分)"の部分だけ、ヘコんでました(^-^;

加熱〜急冷で割れはしなくても歪みは出るって結果になりました(^^;
なので、急冷はあんまり良い結果には繋がりません。
最悪割れるしね(^^;

ンなワケで、走行中や走行後はなるべく水溜りに入らないよ〜にしましょうね♪




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