パワードリ

特性を生かそう

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世の中のイメージでは、"ロードスター=パワードリ" そんなのムリ」と思われがちなのですが・・・
ぶんきちも、ロードスターを購入するまではパワードリはできないモノと諦めてましたが・・・(^^;

しかし、フタを開けてみるとロードスターでも十分、パワードリが可能なんですよ。
パワーが無い分、"タイミングの取り方"は非常にシビアですが・・・

ノーマルのロードスターであれば、足回りが柔らかいのでタイミングを取り易いのですが、すでに10年を越えた車もあり 足回りを交換している車が多いのも事実です。
ここで注意してほしいのですが、ノーマルでは"限界付近"の挙動が穏やかで、挙動変動を 掴み易かった特性が、足を固めることで"ピーキー"な一面を見せます。

しかし、足回りをイジったくらいでは、基本特性は変わりません。
少々、曖昧なブレーキングでもフロントは相変わらず"スパ・スパ"入って行きます。

チューニングをされている方は、このことを頭に入れてアクセル量を調整してください。
何も考えずにアクセルを踏み込むと、効きの弱いビスカスでさえスピンの嵐になってしまいますよ。

パワーの無い車でのパワードリは、"感性とタイミング"が全てと言っても過言ではないくらい重要です。
まずは、パワードリに入る前に感性とタイミングを磨く方法を解説しますね。この感覚が身に付けば、パワードリはできたも同然ですからね♪ それにこの練習方法は、ロードスターに限らずどの車にも適用できるのでしっかり覚えてくださいね。

練習場所は、どこでも構いません。公道でも広場でも、好きなところで練習してください。もちろん、練習ポイントはコーナーなのは 言うまでもありません。コーナーは別に"交差点"でも構いませんよ。とにかくコーナーでありさえすれば、どんな所でもO.Kです。
車速も制限速度も出ていれば十分です。もしかしたら制限速度域では、速過ぎて練習にならないかもしれませんよ(^^;

やり方はいたって簡単。ストレートを普通に走ってコーナーに近付きます。
コーナーが近付いて来たら、"こんなトコでブレーキなんか掛けたら止まるだろ"って、くらい早目にブレーキを踏んで 減速を開始します。本当に止まっちゃうとシャレにならないので、そこらヘンは調整してくださいね。

減速が終了したら、ステアリングを切り込むのですが、ここでまず"感性"を磨くことができます。
どんなに車速が遅くてもステアリングを切り込めば、車はコーナーの反対側(外側)に傾きます。足回りを固めた車では、ここらヘンが非常に解り難いのですが、 感性を研ぎ澄まして、車の挙動変化を感じてください。

この傾きを一般的に"ロール"と呼ぶのですが、このロールもいつまでも傾き続けることは無く、あるポイントで ロールが止まるところがあります。
まず、そこをイヤになるくらい覚えてください。

ここが、パワードリの開始ポイントになりますのでこのポイントを逃さないようにしてください。
あとは、アクセル量を多目にしてやれば良いだけなんですよ。ね、簡単でしょ?

よく"アクセルで曲がる"って言うのもこんなカンジだと思っていただいて良いと思いますよ。
この感覚を掴んだら、車速を全体的に上げて行きましょう。すると、ロール量も増えてポイントを感じ易くなりますよ。

っあ、ここから先の練習は、公道では"NG"ですよ(^-^;




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