LESSON 9
荷重コントロール
★其の2★

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ステアリングでの荷重移動(ロール)は理解できましたか?
ステアリングを"切る量や切る早さ"で、様々なロールが起きるでしょ?

今回は、ロールをアクセルで動かしてみましょう。
この練習では、ロール量を一定に保てないと話にならないので、ロール量が一定に出来ない人はヘンなクセが付くと 面白く無いので、まだこの練習はやらないでくださいね。

とりあえず、右でも左でも良いから、テキトーなコーナーを探します。
ドライ路面なら、公道でも構いませんが"雑な操作"は厳禁です。

旋回中の雑な操作は挙動変動を助長するばかりか、最悪 他人を巻き込んで事故る可能性が高くなるので、集中して操作してください。
ぶんきち的には、練習で事故る人は集中力が足りない証拠だと思ってるので、公道で練習する人は遊び半分で練習をやらないようにね。

まず、アクセル操作での荷重移動でのおさらいを・・・
単純に言えば、アクセルオンでリア荷重が起き、アクセルオフでフロント荷重になります。

っで、ついでにロールのおさらいも・・・( ̄▽ ̄;
これも単純に言ってしまえば、右に曲がれば左にロールし、右に曲がれば左にロールします。

では、上記のコトを踏まえた上で解説して行きます。

ここでは、"アンダーが出れば歩道に向かって行き、オーバーが出れば反対車線に巻き込む"右コーナーで 話を進めて行きます。
一応、"なんで、右コーナー?"ってのを説明すると、アンダーはアクセルオフで消せるケド、オーバーは ドライバーの"スキル"が無いと止めれ無いからです。

まぁ、車速が高いとアンダーもオーバーもある程度のスキルが無いと、止まらないけどね(^^;
では、本題に入ります。

今回の課題はロール一定で旋回中に、アクセルをオンした時の挙動を感じ取ってください。
ロールした状態で、アクセルオンすれば駆動方式に関係無く、"左リアタイヤに荷重が載ります。

っで、旋回中ってコトは"曲がってる"ってコトですよね?
リアに荷重が移動するってコトは、舵の効きが悪くなるってコトなんですよ。

"旋回中に舵を足さないと曲がりきれない"って状況になった経験があるでしょ?
舵を足さないと曲がらないって状況を、上記の方法で再現してるんですよ。

っで、サーキットなんかでタイムを削って行くと、旋回中にアクセルを踏んで行かないとタイムが出せません。
そこで、アクセルオン出来る"タイミング"を今回の練習で探ってください。

後続車が居ないことを確認して、コーナーへの進入速度は"制限速度以下"で、ゆっくり進入します。
っで、ステアリングを切ったら制限速度まで車速を上げてください。

この時、制限速度までの到達時間は、最短で到達するように意識してください。
例えば、制限速度が40km/hの道路なら、20km/hまで速度を落としてコーナーに進入し、ステアリングを切ったら素早く40km/hまで速度を上げるってコトです。

この時、車が曲がらないと感じたら"躊躇せず"アクセルペダルから足を完全に放してください。
車が曲がらない状態でがんばっても練習にはならないので、潔く諦めてくださいね。

今回の練習は、"曲げる"ことが目的なので、曲げれ無いと判断した場合は練習を終了してください。
その1回で練習が終わりでは無いので、1回失敗したくらい 何てこと無いのでアセらないでくださいね。
ついでに失敗した時の判断力も試されるので、失敗しても"誤魔化さない"でくださいね( ̄▽ ̄;

今回の練習でタイミングがドンピシャに合うと、面白いように曲がるので是非 その感覚を体感してくださいね♪




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