LESSON 8
荷重コントロール
★其の1★

ホーム トップ 戻る 次へ

ブレ−キングで荷重をコントロールするのは解かるケド、ステアリングで なんの荷重をコントロールするの?」っと、思われる方も居るでしょうが、ステアリング操作でも荷重移動はちゃんと、行われてますよ。

ちなみに、ステアリング操作でもアンダーやオーバーを出すことは可能です。
まぁ、ブレ−キングとか車速とかの要素が含まれて無いとムリっぽいけど( ̄▽ ̄;

ステアリング操作で起こる荷重移動は主に、"ロール"と呼ばれています。
ロールとは、ステアリングを切った時に起こる、車の左右の傾きのコトです。

荷重コントロールってことなので、ロールをコントロールして貰うワケですが、その前にロールの"特性"ってのを 理解して貰います。

ひと言でロールと言っても、ロールには大きく分けて"2つ"あります。
俗に言う"ロール量""ロールスピード"です。

ロール量とロールスピードは、ドライビングで抑えることができますが、チューニングパーツでも抑えることが可能です。
ただ、これからドラテクを覚える人が、モノに頼るのは良く無いので"ドライビングで何とかしてください"ってのがココの趣旨です(^-^;

っで、ロール量やスピードを抑えるのも増やすのもステアリング操作でコントロールできます。
単純に、ステアリングを早く多く切ることでロール量やスピードが増え、ゆっくり操作すればロール量が減ったりロールスピードが穏やかになったりします。

しかし、ロールの場合 そう単純には行かず、車速が違えば同じ蛇角量・舵角スピードでも、ロール量やスピードが変わってしまうことがあります。
なので、今回は速度によるロール変化をしっかり覚えるようにしてください。

この練習は、公道でも可能なので車を運転する時に、ステアリング操作を意識的に行ってやれば、意外と早く理解できますよ。

やり方は、制限速度で走ってステアリングを切るだけ・・・え?( ̄▽ ̄;
速度は一定に保ってくださいね。速度を一定に保たないと、練習にならないんで・・・(^^;

例えば、40km/hで走ってる場合・・・
その速度のまま、ステアリングを早く切ったりゆっくり切ったりしてみてください。

この時、"舵角量"は変えないでくださいね。
"舵角スピードが変わるわ舵角量も変わるわ"では、何が何だか解からなくなっちゃいますよ(^-^;

舵角量を増やしたり減らしたりする時も同じように、舵角スピードは変えないようにしてくださいね。

っあ、60km/h以上出せるようなトコでは練習しないでくださいね。
タイヤや路面状況によっては、アンダーが出て曲がらなかったり、オーバーが出てスピンしたりするので、最初のうちは車速は低めで練習してください。

今回の練習は、ロールが起きる時の"量と早さ"を覚える為の練習なので、ロールに意識して練習してくだいね♪




ホーム
トップ
戻る
次へ




Copyright(C) 2006 by bunkichi All rights reserved.