LESSON 6
アンダーを出してみる

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アンダーって何?」って聞かれて、答えられない人は居ないと思いますが・・・
解るよね?( ̄▽ ̄;

い、一応さらっと説明しとくか・・・(^^;

アンダー・・・正式名称はアンダーステアと言います。
アンダーステアとは、"通常の舵角量"では曲がらない状態のコトを言います。

主にコーナーリングスピードが高い時に起こります。
その他では、ステアリングの切り過ぎやブレーキングが強過ぎる為に起こるアンダーもあります。

ちなみに、アンダーステアの反対はオーバーステアと言って、ハンドルを戻さないと"曲がり過ぎて" スピン(その場で回るコト)が起きてしまいます。


さて、上記の事柄はアンダーステアのウンチクですが、こと車の挙動に関しては頭で理解しててもダメで、実際にやってみないと話がはじまりません。
今回の練習では、アンダーを意図的に出すのですから、"なんでアンダーが出るの?"ってのを、 頭で考えなくても、自然と体に覚え込ますことができるのです。

ぶっちゃけ、頭が理解してなくても体が覚えていれば、そう簡単にアンダーを出さずに走れるモンですよ。


練習場所は、挙動変化を出すのが目的なので公道では"不可"です。
とりあえず現状では、アンダーを出しても止めれないと思うので、たとえ広場だとしても"障害物"の無い場所で練習してください。

オレ(わたし)は、アンダーを止めれるゼ!」って人は、練習せんでも良いです・・・ こんなトコ読んでる場合じゃ無いだろ?( ̄▽ ̄;

広場を確保できない場合、サーキットでの練習でも構いませんが、くれぐれも"他車"のジャマにならないよ〜に気を付けてくださいね。
練習の時まで、人様に迷惑を掛けないよ〜に注意してくださいね。


さて練習方法ですが、広場でもサーキットでも必ず"2速"で曲がるよ〜にしてください。
曲がるコーナーは右でも左でも構いませんが、最終的には右でも左でもできるようになってください。

まずは広場練習を・・・
広場の場合、"舵角一定"のまま円を描くように走ります。

車速は、舵角一定で曲がれる速度で・・・スピード出すとアンダーが出るんで( ̄▽ ̄;
っで、2速のまま舵角一定で"決めたライン"からはみ出さないギリギリの車速でグルグル回ります。

目標物が無くて、走行が難しいようでしたら、空き缶とかでライン(円)の目印にすれば良いですよ。
まぁ、パイロンがあれば その方が良いですが、ワザワザ買うのもなんなので・・・工事現場から借りて来ちゃぁ〜ダメだゾ( ̄▽ ̄;

一定ラインを描いてる最中に、ハンドルを"イン側"に大きく切り込みます。
ハンドルを切るスピードは、早ければ早い程 効果的です。

舵角量も、ハンドルを2回転くらい回す勢いで回してみてください。
すると、極端な操作をしても大して挙動は乱れない・・・てか、思ったほどアンダーが出て無いと思えるでしょうが、その舵角量でそれだけしか曲がらないのって、異常だと思いません?

今は練習なので、車速を低めにしてるので挙動も穏やかですが、実践では笑えるくらい曲がりません(^-^;
っあ、舵角を入れる時は、アクセルは踏まないよ〜にしてくださいね。

吹っ飛んじゃいますよ(^^;

サーキット練習の場合は、ちと複雑です(^-^;
左右のコーナーで均等に練習できない場合もあるし、場所の選択を間違うと一発クラッシュに・・・

まず、コーナーの内側と外側に十分な"エスケープゾーン"のあるコーナーを探してください。
上記のようなコーナーが無ければ、最低でも外側にエスケープゾーンのあるコーナーで・・・

っで、そのコーナーを舵角一定で曲がれる速度を、まず見付けてください←これが大変(^^;
さらに、そのコーナーを舵角一定で曲がれるようにならないと、練習がはじめられません←さぁ大変(^-^;

っと、言うワケでサーキット練習はムリっス( ̄▽ ̄;
なので、広場が近くに無い人は、ジムカーナ場(パイロンコース)で練習するか、ジムカーナ練習会に参加して練習しましょうね(^^;

今回の練習でアンダーを出せるようになれば、"どうすればアンダーが出るのか?"ってのが、少しは見えて来ます。
アンダーが出る要因は、ステアリング操作意外にもあります。

今回は、その一部を紹介してるので、上記の練習ができれば完璧・・・って、コトでは無いので( ̄▽ ̄;




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