LESSON 12
実践編 ★其の2★

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前回はブレーキロックのコントロールをやって貰いましたが、今回はブレーキを踏みながら旋回していただきます。
要は、"ブレーキ残し"の練習です。

このブレーキ残しも速く走る為には必要なテクニックなので、しっかり反復練習を行ってくださいね。
まずはこのブレーキ残しの意義を解説しておきますね。

旋回中になぜブレーキを残さなければならないのか?
旋回中にブレーキを残すことによって、何がど〜なるのか?

最低限、上記の2点だけでも理解していないと、練習の効果も半減してしまいます。
なので、上記2点の項目を中心に解説して行きます。

走行中アクセルを踏み込めば、荷重は後ろに移動します。
逆に、アクセルオフしたりブレーキを踏んだりすると、荷重は前に移動します。

これは、電車とかバスなんかに乗ってても感じることで、特に立ってる時の方がより強く感じることができます。
まぁ、人が運転する車でも感じることができますけどね(^-^;

人様が運転してる時は、ウザいほど感じる荷重移動も自分が運転してるとなかなか気付かないモノです。
だから、トンでもないトコでヘンな挙動を出したりするんですが・・・( ̄▽ ̄;

加速すれば後ろへ、減速すれば前へ
まずは、この荷重移動の法則は、頭の中へ叩き込んでおいてくださいね。

さて、前回のコンテンツをマジメに練習した人なら解ると思いますが、ロックさせて解除ってのを繰り返すと、ブレーキペダルの 踏力によって、ノーズ(前)がピョコピョコ沈んだり浮いたりしたでしょ?
え、気付かなかった?・・・ダメぢゃん( ̄▽ ̄;

そのピョコピョコとフロントが浮いたり沈んだりする動作こそ荷重が掛かったり抜けたりしてる状態なんですよ。
っで、フロントの荷重が抜ける状態ってのは、曲がるってコトに関して非常に面白くない状況なのです。

フロント荷重が抜けるってコトは、曲がり難くなるってコトに繋がりますから・・・
曲がり難いってのはつまりアンダーステアが出るってコトです。

ってまぁ、旋回中に荷重変化を起こしてたら、トンでもない挙動が出ても文句言えませんよ?( ̄▽ ̄;

その荷重が抜ける状態を出さない為に必要なのが、ブレーキ残しなんですよ。
ブレーキを残すコトによって、荷重を逃すコト無く旋回することが出来るようになるのです。

ブレーキ残しってのは一度載せた荷重を逃さない為に必要なテクニックなんですよ。
ぶっちゃけ、コーナーで"どアンダー"を出さない為のテクニックです(^^;

さて、練習方法ですが・・・
コーナーをブレーキペダルを踏んだまま曲がる・・・いや、まぢで( ̄▽ ̄;

まぁ、まずは"雰囲気"だけでも感じ取ってください。
っあ、何も考えずにブレーキペダルを踏んだまま旋回すると、止まっちゃうんで・・・気を付けてね(^-^;

なるべくブレーキペダルは"一定踏力"で曲がるようにしてくださいね。
今の段階では、踏力が変わるよ〜なブレーキ残しでは練習にならないので、とにかく踏力一定を意識して行ってください。

一応、ブレーキ残しの練習は公道でも出来ますが、"対向車"が来た場合は練習を中断してくださいね。
踏力のサジ加減が解らないの状態では、他車を巻き込む可能性が高いので絶対に守ってください。

っあ、今はまだ"ウエット路面"での練習は避けてくださいね。
まぁ、サーキットなら自滅するだけだから、ウエット練習も良いかな・・・え?( ̄▽ ̄;




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