心得

サーキットは安全な場所?

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迷信のように雑誌などで"サーキットは安全♪"って 紹介されてますが、ホントに安全だと思います?
確かに、"別種の車や人間"を巻き込まないし、対向車も居ないので "そこら辺"を走り回るより遥かにマシですが・・・

でも、サーキットを走っていても車を壊す人は居ますし、事故る人も居ます。
傍から見てると「なんで、そんなトコで事故れるの?」と 思わずドライバーに聞いてみたくなるようなトコで事故ってる人が居ます。

"サーキット=安全"っていう神話を真に受けてるのか、全てにおいて イッパイ、イッパイで走っている人を多く見かけます。
サーキットには"全開で行かなければ話しにならない場所と、全開で行ってはダメな場所" ってのがあります。

これは、ドライバーの"力量"で大きく変わってしまいますので「 カレが行けたから自分も行ける」なんて勘違いしないようにしてください。
極論すれば、レーシングカーが行けるからと言って自分も行けるなんて思わないでしょ?

そこでサーキットに着いたらまず、"エスケープゾーン"を理解してください。
比較的、長いストレートエンドからのコーナーにはエスケープゾーンを広めに設定してあることが多いのですが、この時"内側に巻き込んだ方が安全なのか?外側にはらんだ方が安全なのか?ってことを考えてください。

そして、オーバースピードで突っ込んでしまった時にコントロールが出来るだけの力量が自分にあるのか?ってことを "冷静"に考えてください。
この時は、いっさいの掛値無しで自分のレベルを把握していないと事故ります。

勿論、車の特性も把握しなければダメです。
FFなどでは、タイヤをロックさせるとエンジンがストールしてしまい、そのまま真っ直ぐガードレールに吸い込まれるってことは 珍しいことではありません。特に"ウエット路面"では、注意が必要ですよ。

じゃぁ、コントロールが出来ない人はどうするか?
それはもう、車速を抑えて進入するしかテがないです。ただ、いつまでも抑えて走っているのは進歩が無いので、徐々に車速を上げて行きましょう。

例えば、60kmの進入スピードに慣れたら次は65kmや70kmと徐々に進入速度を上げてやれば、いつの間にか"鬼の突っ込み"に なっているモンです。
逆に、どんなにコーナーをはみ出しても平気なトコなら、イキナリ自分の限界以上で突っ込んでも問題無いですよ。

周回数にも注意してください。「たまにしか走りに来れないから・・・」と言って、なにも考えずに数十周も全開走行を 続けていると、確実に壊れます。
特に、夏場のターボ車の長時間の全開走行は、致命的です。

ここら辺も、自分の車なんですから特性を把握して走るようにしてください。
ちなみに、ロードスター(NA6CE)は、NAにしては油温や水温の上昇率は高いです。ホンダ系は、オイルが足りなくなるって話しを聞きます。予備のオイルを 持って行きましょう。

そして、異常を感じたら即走行を中止してください。サーキット走行は、今回が最後では無いのですから決して車にムリさせないようにしてください。
サーキット走行は、全開走行を長時間続けているので車には相当な負担が掛かります。サーキット走行毎には、"各オイル類・ ブレーキ残量・タイヤの状態・各機関内のメンテ"を怠らないようにして、トラブルの無いよう楽しく走ってくださいね♪


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