ちなみに、ミッドシップとRRはこうなります。図4
<図4>
<図3><図4>は、走行中にも起こりますので注意しましょう。特にフロントにほとんど何も載っていないミッドシップやRRでは
舵がまったく効かなくなることがあるので、気を付けてください。
次に、走行中に何も考えずにステアリングを右に切るとこうなります。図5
<図5>
フロントの左に荷重が集中し、右のリヤタイヤの荷重は抜けてしまいます。トレッド(幅)の狭い車は、急激なステア操作を行うと(ここでは)
右リヤが浮いてしまう可能性があるので注意しましょう。
右に旋回するとこうなります。図6
<図6>
実際は、上図のように左タイヤに荷重や横Gが集中することはまれですが、解り易いように極端に表現してみました。
この状況で、ステアリングをさらに切り込めばさらに左フロントに"負担"を掛けてしまいます。
最後に、ドリフト中はこんな感じですかね?図7
<図7> 注:ピンクの部分は若干グリップしている状態です。
走行中に荷重の掛かる位置を把握していれば、少々突っ込み過ぎてもリカバリーができると思いますので、練習走行の際は、荷重を意識して
走るようにしてみましょう。
練習での反復練習を続けていれば、本番でミスっても体が勝手に動いてリカバリーを自然に行えるようになりますよ。