ライン

ラインは1本じゃないよ

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ラインって言うと、アウト・イン・アウトをイメージしがちですが、実際に走り込んでいれば解ると思いますが アウト・イン・アウトで走れるコーナーって、意外と少ないです。
殆んどのコーナーでは、アウト・イン・ミドルやアウト・イン・インなどのラインを取らなければ速く走ることが難しいと思います。
もっと特殊な場合は、アウト・アウト・アウトで走らなければならない状況もあり得ます。

っで、どんな状況下でも速く走る為には、アウト・イン・アウトだけを練習してもダメなんですよ。
例えば、ウエットなどはドライと同じラインを取るのが非常に困難になります。

路面上に川が出来ていたり、水溜りがあるようなトコを「いつものラインだから・・・」と、 何も考えずに、アプローチを開始しすると酷い目に遭いますよ。
ここがクリップだから・・・」と、水溜りに突っ込んで行くのは自ら危険な目に遭いに行くのと同じことですよ。

また、川が出来てるようなトコを旋回しながら突っ込むのも自殺行為かと・・・(^-^;
他車がライン上で止まっている時も、ラインは通れませんよね?・・・てか、通らないでください( ̄▽ ̄;

他車が止まっている場合、単なるタイムアタックであれば1周を捨てれば良いだけですが、競技中であればアウト・アウト・アウトのラインを通らざるを得ない 状況下でも、速く走れなければ他車に抜かれて勝負に負けてしまうこともあります。
なので、考えられるありとあらゆるライン取りで速く走れる練習を行ってください。

では、上記の3パターンの状況で、"何も考えずに走ればどうなるか?を軽く解説しておきます。

水溜りに突っ込む・・・
とりあえず、水の抵抗によって車速が落ちます。もしかしたら、水圧によってバンパーが歪むカモ?

っで、水溜りなので"ハイドロプレーニング現象"が起きてしまい、スピンしたりどアンダーが出たり・・・
最悪、エアクリーナーから水を吸って、"エンジンストール"も起こり得ます。

エンジンストールが起これば、ブレーキやステアリングが効き難くなり、制御不能でコースアウト&クラッシュも起こり得ます。
っと、言うことで水溜りに突っ込むって行為は、ロクな結果にはならないです。

川を通る・・・
コーナー途中にあるような、川(コースの端から端まで水が流れて横断していること)をいつも通りに進入すると、足元をすくわれますよ。

横Gが掛かっているにも関わらず、川に進入すると水溜りに入った以上のハイプレに襲われ、横Gがある分挙動変動も激しく、受けるダメージもハンパではありません。
川って言うのは、"小さな水溜り"なので、入ってハイプレで"タイヤが浮き"川を抜ければ グリップを回復するので・・・とんでもない目に遭うってのも理解できるでしょ?

なので、川を通過する時は、なるべく"真っ直ぐ"駆け抜けるように心掛けてください。

他車が止まってる・・・
他車が、ライン上で止まっていれば避けて通るしか手が無いです(^-^;てか、それ以外のコトは考えないでください( ̄▽ ̄;

このように、ラインは決して1本では無いので、状況に応じて使い分けれるような練習はやっておいても損では無いですよ。
アウト・イン・アウトのライン取りを基本として、アウト・ミドル・アウトとかミドル・イン・ミドルなどのライン取りを普段から走っていれば、咄嗟の状況変化にも対応できますよ♪




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