セオリー

ぶっ壊してみる?

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どんな分野にも、セオリーは存在しそのセオリーに基づいて行動して行きます。
ドラテクにも当然、セオリーは存在しそのセオリーを無視していては上達はあり得ないのです。

しかしながら、速く走る場合そのセオリーを無視しなければ上達があり得ないのも事実です>どないやねん?( ̄▽ ̄;
ただ、走りにおいてのセオリー無視は、"セオリーを理解した上での行動である"って ことが大前提なので、勘違いしないでくださいね。

例えば、コーナーリングのセオリーは、"スローイン・ファーストアウト"であったり "アウト・イン・アウト"だったりするのですが、そのセオリーを守ると速く走れなかったり危険な目に 遭うことが多々あります。
タイムを落としてまでセオリーに執着するのは意味が無いですし、危険な目に遭ってまでセオリーを守る意味も無いと思います。

しかし、「タイムを上げたいから・・・」と、セオリーを理解していない人がセオリーを 無視した走りをするのは、もっと意味が無い行為ですよ。
スローイン・ファーストアウトの意義やアウト・イン・アウトの意義を理解していないのに、中・上級者のラインを真似て走るってことは 今は"そこそこのタイム"を出せるかも知れませんが、後々伸び悩む結果になりますよ。

っで、セオリーに話を戻しますが、これこれの違いが解ります?
路面は、ドライとウエットです。立ち上がりラインが違うでしょ?


微妙に左の方が、インラインで立ち上がっているでしょ?
別に、無意識でこのラインを走っているのでは無く、"意識的"にこのように、アウト・イン・インで 立ち上がってます。

っで、ここで"?"と思われるでしょうが、ドライではアウトまで膨らんでいるのに対し ウエットでは、なぜインで立ち上がっているのか?
ぶんきちは、あえてセオリーを無視してアウト・イン・インのラインを選択していますが、これにはワケがあります>言い訳ぢゃないよ( ̄▽ ̄;

ドライ・ウエット共、タイヤはAD07で違うのは、ウエット走行時ではまだタイヤに"熱"が 入っていない状態でした。一応、皮むきは終わってます。
この日、ドライと同じようにアウト・イン・アウトのラインを取ろうとすると、立ちでアクセルを踏めないどころか、オーバーステアが出ていました。

っで、ここでアウト・イン・アウトの意義になるのですが、アウトに膨らむのはストレートに入るまでに"1秒"でも早く アクセルを踏めるように"緩やか"にコーナーを抜ける為です。
それなのに、"その"ラインにタイヤを載せると、タイヤが横に逃げていつまで経ってもアクセルが踏めないって状況でした。

しかし、数周走っているうちにアウト・イン・インのラインだったら、アクセルを踏めて行けたのでこのラインを走行するようにしました。
このぶんきちの判断が、正しいのかは実際のトコ解りませんがコーナーリングのセオリーを、少しでも理解していればイロイロな選択ができるようになります。

なので、まずはセオリーを重視した走り方をしてください。
セオリーを把握することが出来れば、"これがダメならこれ"と選択肢が広がります。

人のモノマネばかりじゃ、そこそこ速くなれても"その人以上"の走りは出来ないですよ。
セオリーを理解して、応用して創意工夫をすれば、それ以上の領域が見えるかもよ?




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