立ち上がり
★ターボ編★

基本的な考え方です

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俗に"NAは突っ込み重視。ターボは立ち上がり重視"と言われています。
では、具体的に立ち上がり重視とはどう言うことなのでしょう?

おっと、その前にターボの"特性"について少し解説しておきますね。

ターボ車は、単純にアクセルを"ドカン!と踏めば踏むほど過給が掛かります。
逆な言い方をすれば、加速時に"ジワァ〜"とアクセルコントロールしていては ターボの"美味しい"所を使えません。

このことを踏まえて立ち上がりに焦点を絞って話しをすると、立ち上がり時には"ドカン!"と アクセルを踏めなければ、ターボの特性を活かすことができないのです。

では、どうして立ち上がり時に"アクセルを踏めない状況"になってしまうのでしょう?
これは別に、ライン取りが悪いワケではありません。

コーナーを"進入""コーナーリング" "立ち上がり"と3分割で考えると、ターボ車の"がんばって良い所"は、立ち上がりだけです。
まぁ、進入やコーナーリングをがんばらないって言っても、"挙動を乱さない"ギリギリの車速にするだけで 決して"ゆっくり"走ることでは無いのでお間違え無く( ̄▽ ̄)b

なぜ進入やコーナーリングをがんばってはダメなのか解ります?
まぁ、実際に体験した人は解ると思いますが、"いつまで経ってもアクセル踏めない&立ち上がりでリアが動くでしょ?"

じゃぁ、なんでそうなるか理由は解ります?(^-^;

進入とコーナーリングをがんばると、タイヤの"横方向のグリップ力"を使い切ったままの状態で立ち上がらなければならなくなり アクセルを踏み込もうにも、タイヤの横方向を使い切った状態なのでアクセルを踏めばオーバーが出てしまうので、トラクションを縦方向に使う為にはアクセルを "抑え"なければならないのです。
これじゃぁ、ターボの特性は活かせませんよね?

ターボの特性を活かすには、進入やコーナーリングでタイヤのグリップ力を"温存"して立ち上がりにアクセルを踏めるようにしないと勿体無いですよね?
基本的な考え方としては、ステアリングが"真っ直ぐ"な状態でアクセルを踏まないと、フロントやリアが逃げてしまいますよ。

どんなに突っ込みが鋭くても、コーナーリング速度が速くても、立ち上がりで踏めないんじゃターボでは意味が無いですからね。
ターボにはターボの走り方があると認識してください。それさえ理解すれば立ち上がりでのロスは、無くなると思いますよ♪




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