実践
★其の1★

汎用性はないかも?

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コース図

今回はこのコースを例に取って解説して行きます。
コースの特徴は、ストレートが"平地"で、コーナーの入り口から "アップヒル"になっていて、最終コーナーまで延々と上って行きます。
最終ストレートからまた平地になります。

このコースを"上り""下り"の それぞれ3回の計、6回に分けて解説して行きます。
コースの全長は、約1Kmです。ストレートエンドでは、120Km前後の車速が出ます。

参考車両がSW20(3型)なので、ほとんどの人には役に立たないカモ?(^^;

【SW20の仕様】
タイヤは一般ラジアルです。
F:205−50−15 R:225−45−16
ブレーキパッドは前後共、"ジムカーナ用"です。
F:ノンアスベスト系 R:フルメタル系
エンジン系は、マフラーのみです。

全開!

スタート地点からイッキに加速して行きます。エンジン回転をフルに使って最終的には、3速120Km前後に達します。
ドライでは、120Km前後まで引っ張りますが、セミウエットなら10Km低い110Km前後、ヘビーウエットは90Km〜100Kmくらいに 車速を抑えます。だって、怖いんだモン(^^;

アプローチ

水色の部分は、アクセルを抜いて加速して上がった"ノーズ"を下げてやります。
このアクセルを抜くポイントは、コーナーから約、30mくらいかな?

セミウエット&ウエット時は、この辺から"ブレーキを引きずり"ます。
ちょっと早いんじゃない?」とお思いでしょうが、参考車両がSW20なモンで、 ここら辺になります(^^;

・・・っあ、でもコーナーの遥か手前からブレーキを踏みますが車速はあまり落とさないですよ。
フロントに荷重を掛けておくだけのブレーキングで、"減速ブレーキ"は、 ちゃんとブレーキングポイントで踏みますよ。

ブ、ブレーキング!

ここからフルブレーキングを始めます。
まぁ、フルブレーキングと言っても"タイヤを止める"ような100%のブレーキングはしません。

軽くブレーキングで"きゅきゅきゅッ!"とタイヤが鳴くようなブレーキングですよ。
このブレーキングで、車速を80Km〜90Kmまで落とします。

それから、このコーナーは比較的高速コーナーなので、3速のまま突っ込みます。
1300cc以下の車種では、上りなので2速に落とさないとムリかな?
セミウエット&ウエットでは、ブレーキの踏力はも少し弱めです。

残してください

ここから、ブレーキ残し"を開始します。
よく見ていただければ解るように、高速コーナーでのぶんきちはブレーキングをクリップまで残しません。

理由は簡単で、車速の高い領域でブレーキをクリップ以上残すと、挙動が不安定になるのでクリップ手前でブレーキを リリースするようになりました。
ただ、「この方法が正しいのか?」と問われたら答えは『?』ですね

MR2だから、こうなのか?どのエンジンレイアウトでもこの方法が良いのかは、イロイロ試してみないと解りませんね。
ぶんきちの場合、気が付いたらこんなことになってました。

抑えて

この青い部分は"パーシャル状態"です。
ここでは、挙動を乱さないように繊細なアクセルワークを心掛けてください。
ここで、挙動を乱しては今までの苦労がすべて水の泡となってしまうので、ミリ単位のアクセル操作をしてください。

とにかく舵が当たっている時には、アクセルを開け過ぎないようにしてください。
不用意にアクセルを開けてしまうと、"狙ったライン"を走れなくなってしまいますよ。

立ち上がり

ステアリングが真っ直ぐになったら、とにかく全開です。
ただ、全開と言ってもイッキにアクセルを踏むのでは無く、徐々に踏力を多くして行きましょう。

全体的に注意する点は、ストレートからの1コーナーで突っ込み過ぎないようにしましょう。
上りでは、フロント荷重が抜け易いのでしっかり減速して・・・あまり落とし過ぎてもダメだけど・・・

それから、舵角は常に"一定"に保ってください。
舵角が一定でないと、アンダーを助長したり、挙動が不安定になりますよ。




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