車の変化
★其の1★

ドライビング次第?

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車速が変われば、車の動きも刻一刻と変化して行きます。
今回は、車速の違いによる"挙動の違い""グリップの違い"を紹介して行きたいと思います。

車速の違いによる挙動の変化は様々です。リヤが動く場合もあればフロントが逃げて行く場合もあります。
逆な言い方をすれば、"リヤを動かす"ことも "フロントを逃がしてやる"こともドライビングで可能なのです。

簡単に言ってしまえば、"どう動くか?"は、ドライビング次第なんですよ。
例えば、"コーナーに舵を当て過ぎた場合"も意図的にアンダーやオーバーを 出すことが可能なんですよ。

では、挙動を制御することのできないドライバーが運転した場合、どのような状況が起こるのでしょう?
90%の割合でアンダーステアが出てしまうでしょう。原因の多くは"ブレーキング"ができていない場合が ほとんどでしょう。
なぜ90%?という疑問もあるでしょうが、アンダーステアは"ど"が付かない限り、ドライバーは気が付き難いのです。

知らず知らずのうちに出しているアンダーを抑えるには、"ステア操作を意識"しながら運転しないと、なかなか気が付かないので 自分の運転を見つめ直しましょう。

結局、低い車速で出なかった挙動変化も車速が上がるに連れて、変化してしまいます。
その変化は、アンダーだったりオーバーだったり様々な動きをします。しかし、その挙動変化のほとんどが"ドライビング"によって 変化してしまいます。

では、車速によるグリップの違いはどうでしょう?

車速が上がればグリップ力も変化します。
ただ、タイヤメーカーによっての"味付け"が違ってしまうので一概に"こうだ!"とは言い切れない ので、注意してください。タイヤの減りによっても変わりますよ。

走りを意識したほとんどのタイヤは、限界域でも粘る方向にセッティングされています。流れてからのコントロール性も考慮に入れてあるので、いきなりグリップ力が抜けると いうことは無いと思いますが・・・
タイヤが減ってくると、その粘りが低下する傾向があるようなので注意してください。

グリップ変化もドライビングによって変わります。
急激な、ステア操作をすればタイヤが追いつかず、"グリップレベル"が低下してしまいます。

このように、挙動もグリップもドライビングによって変わってしまうので、注意しましょう。




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