意識
言うとやるとじゃ大違い

ホーム トップ 戻る 次へ


よく「ウエット路面では、フロントのグリップ力を 感じながら走れ」とか「ここではブレーキを残してコーナリングしろ」て よく言うけど、こんなことをイキナリ言われてできるモンじゃありません。
常日頃から、意識的に行っていないと、イザ「やってみろ」て言われたらパニックになっちゃいますよ。

巧くて、速いドライバーになるイチバンの近道は、意識を無意識になるようにすれば、良いワケなんですが・・・言うとやるとじゃ大違い。 結構、難しいよ。普段なにげなく操作していることを、意識的にやろうとすれば、体は強張り、肩にも力が入ってしまいなにもいいことはありません(^^;
しかし、ひとたび意識を無意識にすることができれば、何も考える必要がなくなります。頭で考える前に、体が先に動くからです。

意識を無意識にしようとすれば、それこそ莫大な時間と走り込みが必要になります。人によっては一年以上掛かる人もいれば、ほんの数ヶ月で無意識に することができる人もいます。しかし、これはセンスの差なので気にしないように。
日々なにげなく通勤や買い物で車を運転する時も、各、操作に意識すれば無理に"あんなトコロやこんなトコロ"に 行かなくても練習になります。
逆に考えれば一生懸命走るよりも、渋滞でノロノロ走っている方が練習になったりもするんですよ。"一生懸命走っていると見えないことが ゆっくり走っていると見えることもある"ってことを知っておいてください・・・でも、たまには一生懸命走らないとね(^^;

では、実際に"意識する"ってことについて具体的に説明します。
ここでは、コーナーへのアプローチの一連の操作を例に説明します。

ストレートENDでアプローチスピードに落とすわけですが、この時1)ブレーキペダルの踏量を覚えます。その時 2)減速量も覚えておきましょう。減速が終わったらいよいよブレーキを残すのですが、ここでも"踏量・減速量を覚えておいてください。
舵を当てる時も3)ステアリングスピード4)ステアリング量を覚えておいてください。

1)〜4)の操作を覚えようとすることで、必然的に意識することができると思います。さらに、量や加減を知ることで、今の突っ込みが 行き過ぎなのか?まだまだ奥まで行けるのか?が、自然と理解でき、次の走りに反映することができるハズ(?)です。
まずは、一つのコーナーだけで練習をし、慣れてきたら複数のコーナーで練習するようにしましょう。いっぺんに複数のコーナーを練習するとワケがワカんなくなるので 1ヶづつ確実に自分のモノにしましょう。




ホーム
トップ
戻る
次へ




Copyright(C) 2002 by bunkichi All rights reserved.